食神 -しょくじん-

食神しょくじんが意味するもの

「しょくじん」と読みます。「快楽」と「食通」を意味しています。また、「子ども」という意味も持っています。美味しい食事がテーブルに並び、それを取り囲む顔ぶれには無垢な子どももいる。そんな、おおらかで平和、穏やかで豊かな風景が広がる星です。

性質・性格

快楽や子どもを表す食神がもたらしてくれるいい面は、穏やかさとのんびりとしたペースです。子どもは、生まれ育った家の家風や習慣になじんでいきます。そのように、環境に順応しやすいという意味での穏やかさが出てくることが多いでしょう。そういう性質から、無理せず自然に生きていこうという思考が生まれやすくなるとも言えます。また、子どものように素直に、自分の楽しさや快楽を追求していく面も出てくるでしょう。ただ一方で、現実的なことには、なかなか目が向かないと読み取ることもできます。親の庇護の下で暮らしているような危機感のなさも出てくるかもしれません。しかしながら、純粋で穏やか、人を楽しませる食神星。困ったときには、誰かが手を差し伸べて助けてくれるという運のよさも、大きな特徴と言えるでしょう。

運勢・運気

食の神様がついてくれて、衣食住には困らない恵まれた運気だと解釈できます。衣食住に困らなければ、心に余裕も出てくるもの。そこから、トラブルが少なく、心も穏やかに落ち着いた平和をもたらしてくれる運気だとも言えるでしょう。精神状態が、とてもおおらかで穏やかになり、細かいことが気にならなくなる傾向もあります。また、子どものように濁りのない目が際立つ運気ももたらされます。そのため、見聞きしたことをそのまま伝えるような表現力にも恵まれると言えるでしょう。人前で話したり文章を書いたりするには、向いている時期だと考えられます。ただ一方で、のんびりしすぎてしまう可能性もあると言えます。細かいことを気にしなくなり、太りやすくなる傾向もあるでしょう。この星の運気を活用するためには、ある程度のことはきちんと計画することが重要だと言えます。

四柱推命