壬午 -みずのえうま-

壬午みずのえうまの性質・解釈

壬は、ゆったりと流れていく大河の水を表しています。一方で午は、陽気で派手好きという意味を持っています。この2つの性質を併せ持つ壬午は、穏やかさや誠実さをたっぷりと含んでいる明るさが出てくる干支だと言えるでしょう。この干支は、パッと目立ちたい、注目を浴びたいという願望を引き出すことがあります。そして、その願望をそのまま行動に移しても、悪い印象を与えないのは壬の持つゆったりとしたおおらかさがあるからこそ。「そのまま活躍してほしい」と思わせる印象が出てくるのです。ただ、目立つことが目的となるときには、注目された時点で物事への関心が薄れ、長続きしない。そんな特徴もあると考えられます。1つのことを長い目で見ることができるかどうか。これが、この干支が本来の穏やかさを発揮できるかどうかのポイントとなるでしょう。

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