庚午 -かのえうま-

庚午かのえうまの性質・解釈

庚は、刃物や鉱物などの金属を表しています。一方で午は、陽気で派手という意味を含んでいます。この2つの性質を併せ持つ庚午は、まずは、とても品のいい性質が前面に出てくると言えるでしょう。陽気さや華やかさを芯に持っていますが、鉱物が山の中に隠れているように、アピールし過ぎない傾向もあるのです。そのバランスの中で、品のよさが出てくるのだと解釈できます。ただ一方で、傷つきやすい金属のように、とてもデリケートな性質も持っている干支です。また、この繊細さを出してはいけないと考えるまじめさも含んでいるでしょう。その結果、気位が高いという印象を与えることもあると考えられます。しかしそのまじめさも、この干支が責任感を持っているからなのです。

六十干支の意味