戊寅 -つちのえとら-

戊寅つちのえとらの性質・解釈

戊は、山や堤防などの動かない土を表しています。一方で寅は、決断力や才知を意味しています。この2つの性質を併せ持つ戊寅は、明るい根性という特徴を持っている干支だと言えるでしょう。堂々とそこにある山に登っていこうという決断力、登り切るために必要な才知。これらを保っているのは、前向きな根性、向上心だと言えます。だからこそ、この干支を持つ人は、経験の中でどんどん頭がよくなっていく、上達のスピードが速くなっていくという傾向があるのでしょう。ただ一方で、自分の意志で行動する力を発揮する中で、負けず嫌いな性質が出てくると解釈することもできます。そうなると、自信家という素晴らしい性質が自信過剰となることもあるかもしれません。元来の明るさで人を認めることが、戊寅が快適に過ごしていく方法となると言えます。

六十干支の意味