帝旺 -ていおう-
帝旺ていおうが意味するもの
人生の頂点にいるという状態です。目的と目標を持って行動し、成功して満足している状態です。ここから、完熟や支配、頂点、強気を意味するようになりました。また、上り詰めることで人生の下りも見えることから、孤立なども意味します。
性質・性格
頂点に立っているという帝旺の運から、自尊心が強いという性質が出てきます。自分の行動や判断について、自信を持っていることが多いと考えられるでしょう。また、自分の道を歩んでいるという自信から、独立独歩の精神が出てくるのも特徴です。そういった強さがあるために、細かいことにあくせくしたり、ちょっとしたことで焦ったりということがありません。そして、好きなことはとことん頑張るというエネルギーを、常に秘めているでしょう。ただ、上り詰めている状態なだけに、人の下に立つことが難しいという性質も出てくると言えます。そのため、鋭い言葉が出たり、お金を使って強さを表現してしまうこともるかもしれません。身の丈にあった計画は、大成功につながる素質がある帝旺。いかに謙虚になるかが、性質を生かせるかどうかの分かれ道と言えます。
運勢・運気
さまざまな経験を経て、成功の頂点にいるという状態です。たとえ疲れていても、山頂が見えてくれば、また力が湧いてくるもの。それと同じように、帝旺が巡ってきた時期には、何かを起こそうという気力に満たされることが多いでしょう。そして、成功を手にするという可能性が高い時期だと言えます。ただ、順位で言えば頂点は第1位。たったひとりにしか許されません。その第1位を目指す運気となるため、指示に従ったり、風下の立ったりするのが難しい時期だとも言えます。一方人生全体では、運気のいいときとそうでないときの変動が激しいのが特徴です。祖先は、地位や名誉が高い立場にいたか、もしくは富豪というほどの財産を持っていた可能性が高いでしょう。