絶 -ぜつ-

ぜつが意味するもの

人間の生命にたとえると、肉体が死滅して、墓にも入った後、何もなくなったという状態です。ここから転じて、断絶や衰退、破産を意味するようになりました。また、身軽に次の生へのつながっていく意味から、軽率さなども表しています。

性質・性格

肉体がなくなって、次の生へとつながろうとしている。そんな絶の運から、俊敏な行動力という性質が出てきます。荷物を何も持っていないために身軽に動ける、失うものがないために恐れずに行動できる。そういう状態をイメージすると、分かりやすいかもしれません。また、何もない真っ白な状態の絶は、人のよさにつながると解釈することもできます。頼まれれば引き受け、甘えられれば面倒を見るという優しさが出てくるのも特徴でしょう。その中で、人を楽しませることができると言えます。ただ、絶という字のまま、断絶を引き起こす性質も含んでいます。特に、パッと口をついて出た言葉が原因で、何かを失う傾向が強いでしょう。何事もせっかちにならないことが、この運のいい面を引き出す力になると言えます。

運勢・運気

状態としては、肉体がすべてから絶たれています。お墓に入ったばかりではなく、そこから時間が経って先祖になっているような状態です。そういったことから、絶が巡ってきた時期には、何かとの離別や断絶を経験するかもしれません。また、衰退しているような感覚を受けることもあるでしょう。しかし、命は巡っていきます。この運気のときには、あえて未来に目を向けることで、新しく始まっていくものを感じ取れると解釈できるでしょう。一方で、人生全体では、家族との縁が薄く自分の人生を歩むという傾向が強いと言えます。例えば長男であっても、家を離れることが多いでしょう。また、1つのことを継続した後、大成する運気だと言えます。

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