丁 -ひのと-

ひのとが意味するもの

いろりやたき火など、人がおこす火、使用するための火を意味します。五行では「火」、陰陽は「陰」で、「火の弟ひのと」と呼びます。

文字の成り立ち・植物の成長

直角にあたるという意味の「打」、直角に打ち込むという意味の「釘」などと同系の意味。何かにまっすぐぶつかるという意味を含んでいる漢字です。原字(丁の文字の元となった字)は、釘の頭の部分、もしくはあて木の象形文字だろうとも言われています。植物の成長段階では、芽が伸びようとして、地表にまっすぐにぶつかっている。まだ表面に出ることができない時期です。