【3】水雷屯 -すいらいちゅん-

卦辞かじ

03水雷屯

動きたくても動けない。ここは、焦らず、慌てず、絶好のタイミングが来るのを待つのが賢明です。

水雷屯すいらいちゅんの意味・成り立ち

水雷屯の「屯」という漢字には、たむろする、悩む、苦しむという意味があります。停滞気味の運気を示す卦で、行動したくても思うように身動きが取れない歯がゆい時期でもあるでしょう。その一方で、卦の一番下に陽爻が位置しています。これを霜の下に植物が芽吹いている姿に見立てることにより、将来の明るい希望が暗示されています。

解釈

どんなに苦しい状況にあっても、いずれ運気は上昇を始めると解釈できます。冬から春になれば、氷が溶け出し土から植物が芽を出すように、大変な状況が永遠に続くわけではありません。長い人生で見れば、ほんの一瞬のこと。慌てず、タイミングがやってくるのを待つことが大事なときでもあると言えるでしょう。また、もし自分の力に限界を感じるのであれば、誰かに救いを求めることも必要です。見栄を張らず、素直に力を借りるのがよしとされています。

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