【12】天地否 -てんちひ-

卦辞かじ

12天地否

調和が取れずまとまりのない運気に。目立つことは避け、控え目に過ごすように心がけましょう。

天地否てんちひの意味・成り立ち

天地否は、地天泰とま逆の構成でできています。上卦が上に向かう「天」、下卦が下に向かう「地」であるため、両方の気が違う方向に向いているのです。そして、「否」はふさがっている状態を指す漢字。この卦は、人とぶつかりやすく、まとまりがないことを意味しています。とはいえ、陽爻と陰爻が揃っているので、やがて光が差すことも暗示しています。

解釈

まとまりのない様子から、よくない状況を何とかしようと必死で動いても、八方ふさがりになったり、悪化させてしまうことを暗示しています。ここは、トラブルに飛び込むよりも、傍観者でいるのが無難だとされています。そっと離れた位置から、様子をうかがうようにしているのがよいでしょう。この卦が出たら、意地を張ってプライドにしがみつくよりも、引くほうが賢明。うまく身を引くことができれば、次に繋いでいけると言えます。

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