【61】風沢中孚 -ふうたくちゅうふ-

卦辞かじ

61風沢中孚

すべての鍵は真心にあり。誠実に徹すれば、ゆるぎない信頼関係が築けるでしょう。

風沢中孚ふうたくちゅうふの意味・成り立ち

風沢中孚の「風」は従順、「沢」は喜びの性質を持っています。また、「孚」は愛おしさや慈しみ、「中孚」で真心や誠実さを表します。すなわち、これは愛に満ちた信頼関係を暗示していると考えられるでしょう。深い親子の愛情や真の友情の芽生えを意味している卦ということです。

解釈

真心を表すこの卦が出たら、包み込むような愛情を示すのがよいとされています。誰かの世話を焼いたり、育てるようなことが吉と考えられています。また、大勢で過ごすよりも、1対1の関係がよいと言えるでしょう。お互いのよさをじっくり実感して、強い絆が芽生えることにもなるかもしれません。さらに、何かを選ぶ際には、目先の損得ではなく真心が感じられるかどうかで決めるのがよいと言えるでしょう

六十四卦の意味

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