月相

月相げっそうと月齢

新月や満月、半月など、月は輝いて見える部分が変化します。この変化の様子や見える形を示したものが月相です。月相は、地球から見た月と太陽の角度を、0から28までの整数で表します。この0から28の数値は、1周360度の角度を換算したもので、新月のときは0(0度)、満月のときは14(180度)、などと決まっています。よく混同される月齢は、朔からの日数を小数点も含めて数値にしたもの。そのため、正確には月相と月齢は一致しないこともあります。

月の満ち欠け

月には、月相や月齢に応じて名前がつけられているものがあります。月の満ち欠けのサイクルは、28種類に分けられるのが一般的です。中でも有名なものが「新月」「上弦」「満月」「下弦」。新月は「朔」、満月は「望」、上弦と下弦は「半月」と、それぞれに別名もあります。新月は、月と太陽の角度が0度(月相が0)。上弦は、月と太陽の角度が90度(月相が7)。満月は月と太陽の角度が180度(月相が14)。下弦は月と太陽の角度が270度(月相が21)となります。