【3】魚上氷 -うおこおりをはいずる-

魚上氷うおこおりをはいずる

春の暖かな日差しや空気の中で、湖や川の氷が割れる頃です。それまで氷の下で泳いでいた魚が、活発に動き始めて、氷の上に跳ね上がったりします。水の中に見える魚の姿も、増えていく時季。また、この頃に薄く張った氷のことを、薄氷うすらいと言います。

七十二候の季節