【26】腐草為蛍 -かれたるくさほたるとなる-

腐草為蛍かれたるくさほたるとなる

蛍が、光を放ちながら飛び交う季節。蒸れて腐りかけた草の下で明かりを灯し始めることから、腐草が蛍になると考えられていたそうです。また、蛍が光るのは、求愛活動の一種ともされています。多くの和歌や物語に登場する、日本人の情緒を刺激する存在です。

七十二候の季節