【5】霞始靆 -かすみはじめてたなびく-

霞始靆かすみはじめてたなびく

霧やもやがかかって、遠くの山や景色がぼんやりとする季節です。ときにくっきりと現れ、ときに霧の中に消えていく山野の風景が、とても情緒的な頃。この時季を始め、春に出る霧をかすみと言い、夜の霞はおぼろと呼ばれます。

七十二候の季節