第11ハウス

ハウスとは

「ハウス」とは、ホロスコープの円を12個に分けた部屋のようなものです。ハウスは領域・具体的な分野を表し、一般的に上昇点(ASC)を基軸に12個の部屋に分割されます。12室の分け方はいくつかの方法があり、占うものや知り得る情報、占者によってどれを使うかが変わってきます。ハウスの分割方法のうち有名なものとして「イコールハウス」「プラシーダスハウス」の2つがあげられるでしょう。ASCを基軸に30度ずつ分ける方法は「イコール・ハウス」というものです。一方「プラシーダス・ハウス」は、具体的な時間や場所なども加味し、緻密な計算を行い分割してくため、12個のハウスはその保有する角度にばらつきが出るように描かれます。

第11ハウスの意味するもの

第11ハウスは、友人や知人、仲間やグループなどを示しています。また、それ以外にもクラブや結社といった集まりごとを示す意味合いもあります。同等である立場の人たちとの、集団的なネットワークを示すと言えるでしょう。他には、慈善、大志、確信、人脈などのキーワードもあります。他者とのつながりを示す一方、独立・自立した個人としての生き方を教えてくれるハウスでもあります。

ハウスと惑星の組み合わせ

【第11ハウス×太陽】社会的なネットワークづくりに生きがいを感じる。同じ夢や志を持つ人の集まり・活動にエネルギーを注ぐ。極端な個人主義。

【第11ハウス×月】社会的なネットワークの中で気持ちが満たされる。仲間と過ごす時間を大切にする。仲間内で甘え過ぎる・わがままに振る舞う傾向も。

【第11ハウス×水星】社会的なネットワークを通して知的好奇心を満たす。人とのつながりが知的な方面によってしまい、心のつながりを軽視することも。

【第11ハウス×金星】サークルや趣味のグループに参加することで満足感を得る。美意識や芸術的センスに優れる友人との縁。異性の友人も多い。

【第11ハウス×火星】グループ活動に意欲を燃やす。仲間内でのリーダーシップ。グループの先頭を切るなど。強引に場を仕切ろうとする。

【第11ハウス×木星】社会的なネットワークを通して、さまざまな恩恵を受ける。人望に厚い。仕事以外の世界での活躍が増えて仕事がおろそかになる傾向も。

【第11ハウス×土星】時間をかけて友人関係や仲間意識を築く。年長者や経験豊富な人物との縁。心を開いて仲間と交流することへの苦手意識。

【第11ハウス×天王星】現代的なネットワークを駆使した交友関係。個人主義的な傾向が強いため、一定の距離を置いた付き合いとなりやすい。

【第11ハウス×海王星】芸術家肌やスピリチュアルな感性を持つ友人との縁。自己犠牲的に尽くしたり、理想を抱き過ぎて幻滅する傾向がある。

【第11ハウス×冥王星】コミュニティを通して人生が根本から変容する。交友関係は安定しにくく友人が敵になったり、グループから排除されることも。

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