第4ハウス

ハウスとは

「ハウス」とは、ホロスコープの円を12個に分けた部屋のようなものです。ハウスは領域・具体的な分野を表し、一般的に上昇点(ASC)を基軸に12個の部屋に分割されます。12室の分け方はいくつかの方法があり、占うものや知り得る情報、占者によってどれを使うかが変わってきます。ハウスの分割方法のうち有名なものとして「イコールハウス」「プラシーダスハウス」の2つがあげられるでしょう。ASCを基軸に30度ずつ分ける方法は「イコール・ハウス」というものです。一方「プラシーダス・ハウス」は、具体的な時間や場所なども加味し、緻密な計算を行い分割してくため、12個のハウスはその保有する角度にばらつきが出るように描かれます。

第4ハウスの意味するもの

第4ハウスは、家庭や家族、家や不動産を表しています。また、その人のルーツであり、祖先のことなども表しているとされており、その人が親や過去からどんな影響を受けているのかを占うことができると言えるでしょう。大きな意味では、人生の始まりと終わりを表すとも言われています。第4ハウスのカスプはICと呼ばれ、ホロスコープの一番下になります。家のように、帰るところを示すと言われ、人生の行きつく先(晩年)も示すと言われます。

ハウス×惑星

【第4ハウス×太陽】自分のルーツ・家族・家庭への意識が強い。親密な人たちとのつながりを重視。保守的、自立への葛藤傾向。

【第4ハウス×月】家・家庭で守られることへの安心感。母親との親密な関係。私生活が満たされないと感情が不安定になる傾向。

【第4ハウス×水星】自宅で学ぶ。家での知性の発達。家で仕事をする。人の出入りや移動が多い家庭環境。引っ越しを繰り返す傾向。

【第4ハウス×金星】温かい家庭。家族からかわいがられて育つ。居心地がよく平和な暮らし。家でできる趣味。家族に甘える傾向。

【第4ハウス×火星】家や家族を築くことへの高いモチベーションで、行動する。家庭・家族・身近な人へ不満や怒りをぶつけやすい傾向。

【第4ハウス×木星】裕福で大きな家。大家族。幸福な居場所としての家庭。満足感。身内感覚の人への甘さ。引っ越しが多くなる傾向。

【第4ハウス×土星】家・家族への責任感・義務感。家族のために努力をする。家や家族の関係で悩みやすい。親密な関係を築くのが苦手。

【第4ハウス×天王星】家族らしい交流の少なさ。家・家族的な役割に縛られない、自由な個人としての生き方。家庭に落ち着きにくい傾向。

【第4ハウス×海王星】家・家庭に関して、夢見がち。愛情に満ちた家庭への憧れ。理想。理想の家庭を探し求めて、現実で落ち着きにくい傾向。

【第4ハウス×冥王星】家や家族との関係へのこだわり。自分のルーツ・深層心理への強い興味。心理的な家族関係への緊張感が強い傾向。

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