第1ハウス
ハウスとは
「ハウス」とは、ホロスコープの円を12個に分けた部屋のようなものです。ハウスは領域・具体的な分野を表し、一般的に上昇点(ASC)を基軸に12個の部屋に分割されます。12室の分け方はいくつかの方法があり、占うものや知り得る情報、占者によってどれを使うかが変わってきます。ハウスの分割方法のうち有名なものとして「イコールハウス」「プラシーダスハウス」の2つがあげられるでしょう。ASCを基軸に30度ずつ分ける方法は「イコール・ハウス」というものです。一方「プラシーダス・ハウス」は、具体的な時間や場所なども加味し、緻密な計算を行い分割してくため、12個のハウスはその保有する角度にばらつきが出るように描かれます。
第1ハウスの意味するもの
第1ハウスは、その人自身のことを示すハウスで、外見的特徴や第一印象なども意味しているものです。他には、物事の始まりや期本的な性格といった領域・分野のことも示しています。例えば太陽星座が割と猛々しい星座なのに、第一印象としてはおっとりして見える、といった人の場合、第1ハウスがおっとりとした星座から始まるということもあるでしょう。ここにどの惑星が来るかで、その人の基本的な性格がつかみやすいとも言えます。
ハウスと惑星の組み合わせ
【第1ハウス×太陽】困難にもめげることがない。意志が強い。しっかりと枠組みをとらえてから行動を起こす。夫としての意味合い。
【第1ハウス×月】面倒見が良い。感受性が強い。カンが働くため、思った通りに動いて良いとき。純粋さの表れ。
【第1ハウス×水星】親しみやすく、誰からも好かれる。物事をしっかりと考えてから動く。相手が求める言葉を言ってあげられる。
【第1ハウス×金星】好き嫌いが激しい。恋愛においては波乱の予感。ライバルがいてもめげずに立ち向かう。出会いの予感。
【第1ハウス×火星】意欲的な人。自分を信じて突き進むと良い。魅力的。行動力がある。強さを感じさせる。男性的な性質がある人。
【第1ハウス×木星】焦らずに落ち着いて進むほうが吉。幸運と成功に恵まれる予感あり。楽観的に考えておくほうが良いとき。
【第1ハウス×土星】責任感が強く、包容力がある。忍耐強く、自分を律することができる人。プレッシャーに強い。努力が鍵となる。
【第1ハウス×天王星】器用さがある。新しい者を生み出す力がある。反抗心が強い。独自の発想ができる人。視野を広く持つと良い。
【第1ハウス×海王星】ミステリアスな印象がある人。優しく、人のために尽くせる。第六感を頼りにして行動すると運が開ける。
【第1ハウス×冥王星】失敗を恐れずに突き進む。逆転のチャンスに恵まれる。考えるより本能に従って動くほうが吉。目上からかわいがられる。