第3ハウス

ハウスとは

「ハウス」とは、ホロスコープの円を12個に分けた部屋のようなものです。ハウスは領域・具体的な分野を表し、一般的に上昇点(ASC)を基軸に12個の部屋に分割されます。12室の分け方はいくつかの方法があり、占うものや知り得る情報、占者によってどれを使うかが変わってきます。ハウスの分割方法のうち有名なものとして「イコールハウス」「プラシーダスハウス」の2つがあげられるでしょう。ASCを基軸に30度ずつ分ける方法は「イコール・ハウス」というものです。一方「プラシーダス・ハウス」は、具体的な時間や場所なども加味し、緻密な計算を行い分割してくため、12個のハウスはその保有する角度にばらつきが出るように描かれます。

第3ハウスの意味するもの

第3ハウスは、コミュニケーションのありかた、兄弟姉妹や隣人関係などを表しています。また、それ以外にも近い場所への旅行や移動などを示してもいるのです。比較すべきハウスとして第9ハウスがあげられます。第9ハウスは手に届かない、遠い場所を示し、第3ハウスは手元、近い場所を示します。その人自身の身になるような、社会生活を送る上で必要となるような、初等教育は第3ハウス。それを超えた研究などの高等教育は第9ハウスが示します。

ハウスと惑星の組み合わせ

【第3ハウス×太陽】知的好奇心旺盛。コミュニケーション・学びという分野で活躍できる。人生の状況は落ち着きにくい。

【第3ハウス×月】人に気持ちに敏感だったり、気持ちの交流をしていくことで満たされる。人からの影響を受けやすい。気まぐれ。

【第3ハウス×水星】知的好奇心旺盛。学びやコミュニケーションの分野が活発で強調されやすい。一方あたまでっかちになる傾向あり。

【第3ハウス×金星】人を惹きつける魅力的なコミュニケーション。社交的。楽しさを追い求めて、表面的な知識となってしまう傾向あり。

【第3ハウス×火星】情熱的。主張・議論。積極的な学び。学んだ内容を実践する行動力。けんか・トラブルを起こしやすい。

【第3ハウス×木星】広く知識欲を持って学ぶ。知識や情報を喜んで周囲に教える。人望。1つの分野に集中できない傾向。

【第3ハウス×土星】実用的な知識。真面目な考え方。慎重な思考。時間をかけた学び。学習能力やコミュニケーションへのコンプレックス。

【第3ハウス×天王星】独創的な考え方。独立心・独自性が現れる。マニアックな分野への興味。独特なコミュニケーションスタイル。

【第3ハウス×海王星】詩的な言語感覚。音楽・ダンス・アートなど芸術的な表現手法を取りやすい。合理的な思考や伝え方は苦手。

【第3ハウス×冥王星】鋭い洞察力と分析力。人を変容させるコミュニケーション。自分の考えへの固執。知的能力で相手をコントロールしようとする傾向。

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