第6ハウス
ハウスとは
「ハウス」とは、ホロスコープの円を12個に分けた部屋のようなものです。ハウスは領域・具体的な分野を表し、一般的に上昇点(ASC)を基軸に12個の部屋に分割されます。12室の分け方はいくつかの方法があり、占うものや知り得る情報、占者によってどれを使うかが変わってきます。ハウスの分割方法のうち有名なものとして「イコールハウス」「プラシーダスハウス」の2つがあげられるでしょう。ASCを基軸に30度ずつ分ける方法は「イコール・ハウス」というものです。一方「プラシーダス・ハウス」は、具体的な時間や場所なども加味し、緻密な計算を行い分割してくため、12個のハウスはその保有する角度にばらつきが出るように描かれます。
第6ハウスの意味するもの
第6ハウスは労働や組合・日常的な習慣などを表しています。また、その人の健康状態についてや病気、医者といった意味合いもあると言えるでしょう。それ以外には、小さな家畜や日用品についても示しているハウスです。第6ハウスは、労働者としての仕事を示します。仕事に関連するハウスは他にもありますが、10ハウスは「天職」を、6ハウスは「働き方」を、2ハウスは仕事によって「手に入れる賃金などの物質」を示します。
ハウスと惑星の組み合わせ
【第6ハウス×太陽】人のために役立つことが自分らしい生き方へ。奉仕精神。リーダー的役割よりも2番目や組織員として輝く傾向。
【第6ハウス×月】奉仕的することで気持ちが満たされる。心身の健康へ貢献する職業・役割で力を発揮。感情の変化が健康状態に出やすい。
【第6ハウス×水星】知性や情報分析を生かした職で力を発揮。健康に関する豊富な知識。ストレスや働き過ぎでバランスを崩しやすい。
【第6ハウス×金星】ムードメーカーとして愛される。美や芸術・若い女性相手の仕事・お金を扱う仕事で力を発揮。やや太りやすい傾向。
【第6ハウス×火星】エネルギッシュに働く。目標を達成すること、競争に勝つことに充実感。ハードワーカーになりやすい。
【第6ハウス×木星】組織の中で誠実に働く。就職や仕事環境に恵まれる。社会貢献への意欲。不摂生な傾向
【第6ハウス×土星】仕事に対する義務感・責任感の強さ。仕事や職場環境で苦労しやすい。不安や自信のなさゆえのハードワーク。
【第6ハウス×天王星】刺激を求める。自由業・自営業・派遣など。専門職・最先端の分野で活躍。改革。組織の中では問題児となりやすい傾向。
【第6ハウス×海王星】仕事に夢や理想を描きやすい。芸術や宗教・奉仕精神を生かせる医療や福祉、癒やしに関する分野。犠牲的に働く環境への縁。
【第6ハウス×冥王星】深層心理・生死に関する仕事。仕事に打ち込み過ぎるため、職業病へ注意。部下・職場仲間に対しての厳しさ。