第2ハウス

ハウスとは

「ハウス」とは、ホロスコープの円を12個に分けた部屋のようなものです。ハウスは領域・具体的な分野を表し、一般的に上昇点(ASC)を基軸に12個の部屋に分割されます。12室の分け方はいくつかの方法があり、占うものや知り得る情報、占者によってどれを使うかが変わってきます。ハウスの分割方法のうち有名なものとして「イコールハウス」「プラシーダスハウス」の2つがあげられるでしょう。ASCを基軸に30度ずつ分ける方法は「イコール・ハウス」というものです。一方「プラシーダス・ハウス」は、具体的な時間や場所なども加味し、緻密な計算を行い分割してくため、12個のハウスはその保有する角度にばらつきが出るように描かれます。

第2ハウスの意味するもの

第2ハウスは、主に金銭や財産を表しています。また、ものの価値や財源。資源、個人的な所有や収入などについても大きな関わりがあります。そのため、「お金に対してどのような考え方をしているか」「お金を稼ぐ力はどのくらいあるか」などがわかると言えるでしょう。「自身の力で獲得できる物質」に関して示すハウスです。同じ財を示すものとして第8ハウス、仕事を示すハウスとして第10ハウス、第6ハウスと対比して考えると良いでしょう。

ハウスと惑星の組み合わせ

【第2ハウス×太陽】経済的な安定がテーマ。収入を得るために力を尽くし、豊かになることが多い。衣食住にこだわり満ち足りた生活を求める。

【第2ハウス×月】物質的金銭的な安定が精神的な安定につながる。執着心が強い。経済状況には波が多い。

【第2ハウス×水星】商才に恵まれる。アイディア豊富。知的能力・コミュニケーション・流通の分野で収入を得ようとする。

【第2ハウス×金星】恵まれた金運の持ち主。美やアートに関することや社交やレジャーを通して収入を得ようとする。

【第2ハウス×火星】短期間で効率よく儲ける。ビジネスにおける競争心があり、大胆な勝負も辞さない。ギャンブルに注意

【第2ハウス×木星】お金に恵まれやすい。人生哲学や信仰心がものやお金に対する価値観と結びつきやすい。地道な貯蓄は苦手。

【第2ハウス×土星】堅実的。地道にお金を稼ぐ。安定志向。貧困を恐れる一方、富を得ることに罪悪感を持ちやすい。

【第2ハウス×天王星】一風変わった金銭感覚の持ち主。最先端の分野で収入を得やすい。一方経済的な状況では安定しないことが多い。

【第2ハウス×海王星】夢見がち。お金にも頓着で非現実的な価値観を抱きやすい。また詐欺などにだまされやすい傾向もある。

【第2ハウス×冥王星】お金やへの執着心が強い。人知れずお金を稼ぎ、ためていくことへ情熱を注ぐことが多い。経済事情は変わりやすい。

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