「二黒土星」は包容力があり大器晩成型! 性格、恋愛傾向、相性、運勢
二黒土星の象徴は土のエネルギー。万物を生み出す星です。今回解説するのは「二黒土星の人生」「二黒土星の2023年の運勢」「二黒土星の性格」といった内容について。二黒土星とは何か? を余すところなくお伝えします。
- 二黒土星とは?
- ◎九星気学の九星のひとつ
- ◎二黒土星の生まれ年はいつ?
- 二黒土星の特徴
- ◎人から見たときの二黒土星の印象
- ◎二黒土星はどんな性格?
- ◎二黒土星の行動パターン
- ◎二黒土星の長所
- ◎二黒土星の短所
- 二黒土星の人生
- ◎二黒土星の人生のテーマ
- ◎宿命づけられた二黒土星の一生の流れ
- 二黒土星の恋愛傾向
- ◎二黒土星の好きなタイプ
- ◎二黒土星の出会いの傾向
- ◎二黒土星は付き合ったらこうなる
- ◎二黒土星の結婚観
- ◎二黒土星の恋愛のウィークポイント
- 二黒土星の相性
- ◎二黒土星と相性がいい本命星
- ◎二黒土星と相性がよくない本命星
- 二黒土星の金運・仕事運
- ◎二黒土星の才能
- ◎二黒土星の適職
- ◎二黒土星のキャリアの築き方
- ◎二黒土星の金銭感覚
- ◎二黒土星の財産
- 二黒土星の2023年の運勢
- ◎二黒土星の全体的な運勢
- ◎二黒土星の吉方位は?
- ◎2023年、気をつけたいこと
- 人との比較なんて必要なし! マイペースを貫いて
二黒土星とは?
◎九星気学の九星のひとつ
九星気学の九星とは、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星のこと。これらは世の中に存在するエネルギーを9つの「気」と考え、分類したものです。
九星は年・月・日・時それぞれに存在しますが、占いによく使われるのは年と月の九星。人の生まれ年で決まる九星は「本命星」、生まれ月で決まる九星は「月命星」と呼ばれています。この記事では「本命星」の「二黒土星」についてお話しします。
◎二黒土星の生まれ年はいつ?
1935年、1944年、1953年、1962年、1971年、1980年、1989年、1998年、2007年、2016年です。
ただし2月3日前後に生まれた人は前の年で見る場合があります。私たちが普段、使っているカレンダーは1月1日が始まりですね。しかし東洋占いは、2月3日頃の立春を1年のスタートとして扱います。立春は毎年同じ日ではないため、2月3日前後に生まれた人は、その年の立春を調べるといいでしょう。
二黒土星以外の本命星は、以下の表で確認してください。
二黒土星の特徴
◎人から見たときの二黒土星の印象
とにかく安心感があり、一緒にいて居心地がいいと思われています。困ったことがあったら、まずはあなたに相談しようと考えている人も多いはず。どんな人も受け入れる包容力や、さりげない優しさにたくさんの人が助けられているでしょう。ほのぼのとした雰囲気にも惹かれているようです。
◎二黒土星はどんな性格?
控えめで献身的。相手を優先しがちなので、自分のことは後回しになる場合が多いでしょう。グループや組織では決して前に出ることがなく、一歩引いて周りを見られる、縁の下の力持ちタイプ。自分から指示をするのは苦手ですが、受け身に回ると面倒見のよさを発揮できます。
◎二黒土星の行動パターン
何事もコツコツと進めるタイプです。慎重な性格ゆえ大きな失敗はしません。プランを立てるのが得意なので、目標が決まったら黙々と取り組む傾向あり。また自分のルーティンを確立していて、同じ行動を繰り返すことで安心感を得ています。定番のものが決まっているから、選択には時間がかからないでしょう。
◎二黒土星の長所
手先が器用で職人気質。細かい作業も苦になりません。手芸やアクセサリー作りなどでそのスキルを発揮できるでしょう。裏方に回り人を立てるのも得意です。仕事ではサポートに徹するとその才能が開花します。かゆいところに手が届くタイプで、周りから感謝されているはずです。
◎二黒土星の短所
現状維持に居心地のよさを感じているため、変化を好みません。職場では席替えや人事異動が大の苦手。また決断力に欠けるのも玉に瑕。大事な局面で迷いが生じ、チャンスを逃してしまうことも。それを防ぐためにも日頃から意思決定のトレーニングを積みましょう。
二黒土星の人生
◎二黒土星の人生のテーマ
努力するのが好きで人に尽くすことに生きがいを感じています。万物を育む大地のように「縁の下の力持ち」として生涯を全うするでしょう。粘り強さと献身的な振る舞いが持ち味です。「スーパーサブ」「最高の2番手」という立ち位置での活躍も期待できます。
◎宿命づけられた二黒土星の一生の流れ
遅咲きの宿命を背負っています。若い頃に地道な努力を積み重ねていけば、中年期以降にようやく成功を収められるでしょう。誰かの下につくことで幸運をつかむ星でもあります。組む相手が信頼できる人かどうか見極めるのも大切なポイント。晩年期を充実させるには、年齢や性別にこだわらず様々な人と接点を持つといいでしょう。
二黒土星の恋愛傾向
◎二黒土星の好きなタイプ
恋愛は奥手になりがちなので、リードしてくれる頼もしい異性に惹かれます。一緒に仕事をする中で、上司やチームリーダーにいつの間にか恋心を抱いている、なんてこともあるでしょう。一方で寡黙だけれど熱い情熱を秘めている人にもときめきを感じるケースも。自分と波長が合うため一緒にいて安心なのです。
◎二黒土星の出会いの傾向
恋愛に縁が薄い傾向があるため、簡単には恋人ができないかもしれません。出会いを求めている人は自分で探すよりも、友達や同僚など身近な人に相談してみましょう。ツテで彼氏候補・結婚相手を紹介してもらったほうが、そのままお付き合いや結婚へと進みやすいようです。
◎二黒土星は付き合ったらこうなる
献身的な要素がさらに強くなります。相手は甲斐甲斐しい振る舞いに夢中になるでしょう。ただ、度が過ぎると相手が窮屈に感じてしまうことも。恋人というより、母親や奥さん寄りにならないように気をつけて。適度な距離を意識すると末永く幸せな関係が続きます。
◎二黒土星の結婚観
夫婦だけで完結する関係ではなく、お互いの両親や家族を大事にしたいと思っています。結婚したら、よく帰省するのも特徴的。離れていても家族を敬う気持ちが人一倍強いでしょう。あたたかくにぎやかな家庭に憧れているため、子どもを多く授かりたいとも願っています。
◎二黒土星の恋愛のウィークポイント
シャイで奥手な性格が足を引っ張ります。好きな人ができても自分からアプローチするのは至難の業。周りに協力してもらうと、意中の人とつながりを持つことができるでしょう。また曖昧な態度を取らないように注意して。好きでもない人からの告白にはっきり返事をしないでいると、誤解を招いてしまうかもしれません。
二黒土星の相性
◎二黒土星と相性がいい本命星
二黒土星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の6つです。二黒土星とは似た者同士なので気が合います。五黄土星は最初はぎこちない間柄ですが、時間をかけて仲良くなるでしょう。リーダー気質の六白金星とは相性抜群。距離を縮めるのに時間がかかりません。七赤金星に対してはリードすることでバランスが取れます。同じ価値観を持つ八白土星とは、強い信頼関係を築くことができそう。九紫火星は気を遣わずリラックスできる存在です。
◎二黒土星と相性がよくない本命星
一白水星、三碧木星、四緑木星の3つです。つかみどころのない一白水星には、翻弄されることが多くて疲労が溜まることも。強引に物事を進める三碧木星とは、一緒にいるとストレスを感じるでしょう。四緑木星は自由すぎて手に負えません。わがままな振る舞いに戸惑いを感じてしまいます。
二黒土星の金運・仕事運
◎二黒土星の才能
誰かの下で働くことで幸運をつかむタイプ。指示を仰いで従順に取り組むのが得意でしょう。素直な性格も持ち合わせているため、上司から引き立てられる場面もあるはず。面倒見もいいので後輩からも慕われているのでは。1人で遂行する仕事より、周りへのサポートや後輩の指導といった相手ありきの仕事で才能が開花するでしょう。
◎二黒土星の適職
献身性を発揮できる職業に向いています。看護師、保育士、介護福祉士、ケアマネージャーなどがいいでしょう。コツコツと丁寧に業務をこなすスキルを活かすなら、事務や経理、会計士、税理士、手工業の職人も向いていると言えます。
◎二黒土星のキャリアの築き方
努力してもなかなか芽が出ず、若い頃は苦労が多いかもしれません。でも、そこで投げ出して諦めるのはもったいないこと。いわゆる大器晩成型で、若いときの努力は中年期以降に実を結びます。なお、困難に直面したら迷わず周りを頼るのがおすすめ。きっとピンチを乗り越えられますよ。年齢を重ねても謙虚な気持ちを忘れずに。運気がさらにアップし成功をつかめるでしょう。
◎二黒土星の金銭感覚
お金の管理が上手で無駄遣いも少ないタイプ。若い頃はどうしても収入が少ないので、やりくりするのも一苦労しそう。しかしその中でプチ贅沢をするなど、楽しく貯められるルールや工夫を見出します。この時期の経験がやがて功を奏し、中年期以降はお金で苦労することはほとんどないでしょう。
◎二黒土星の財産
財産を増やしたいなら中年期からトライして。土に関する副業や不動産で手堅く増やすことができます。注意点は一攫千金を狙ってはいけないということ。宝くじや賭け事にも手を出さないほうが賢明です。若い頃に築いた大切な財産なのだから、慎重に扱うことを心がけましょう。
二黒土星の2023年の運勢
◎二黒土星の全体的な運勢
2023年は活力に満ちた1年になりそう。エネルギーが湧いてくることが多く、じっとしていられないでしょう。準備していた計画を着手するのに適しているので、迷わずスタートを切ってOK。ずっと保留になっていたことも動き出す暗示です。
とはいえ4月の運気は低調。アクティブに動くことは避けて、パワーチャージに専念したほうがよさそうです。6月は恋愛に追い風が吹く予感。気になる人がいるなら、あなたからアプローチを。距離がグッと縮まるかもしれません。にぎやかな交友関係を楽しめるのは10月。この運気を生かして、軽いフットワークを心がけましょう。人脈を広げられる絶好の機会です。
◎二黒土星の吉方位は?
2023年の吉方位は北、南、北東です。引っ越しや住宅購入は、ぜひこの吉方位を意識して。理想の物件を吉方位に見つけたら、ぜひ今年中に決断を。リフォームにも適しているので、ずっと迷っていた人は着手してもいいでしょう。
◎2023年、気をつけたいこと
好調に物事が進みやすくなるため、自惚れや慢心になりがちに。失言にはくれぐれも注意が必要です。相手を不快にさせる言葉や態度によって、一気に関係が悪化してしまうかも。丁寧で慎重な姿勢を忘れないようにしてください。
2023年は対人運にも恵まれるので、出費が増えます。相手によく思われたいからといって、見栄を張らないよう気をつけて。余計なお金を使うことになり、散財につながる可能性大。出費は計画を立てることが肝心です。
人との比較なんて必要なし! マイペースを貫いて
若い頃は努力がなかなか報われないと感じるかもしれません。でも諦めるのはまだ早いですよ。周りと比べて落ち込む必要はないのです。ゆっくりでいいから自分のペースで進んでいきましょう。その姿勢がやがて自信につながり、成功への扉が開かれるはず。
>>「一白水星」の性格、恋愛傾向、運勢
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>>「三碧木星」の性格、恋愛傾向、運勢
>>「四緑木星」の性格、恋愛傾向、運勢
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(加藤那緒子)