山羊座(やぎ座)
山羊座(やぎ座) Capricorn
・黄道十二宮の10番目の星座
・エレメント:地
・クオリティ:活動
・ルーラー:土星
・キーフレーズ「I use(私は使う)」
山羊座は会社・組織など、自分が社会の中で所属すべき場所を発見し、根差していくフェーズです。「I use」というキーフレーズの通り、現実的な力を持ち、それを使っていくことができる星座です。地のエレメント、活動宮に属し、ルーラー土星が示すように、忍耐力があり、どんな困難にぶつかっても落ち着いて状況を見つめ、乗り越えていくと解釈されます。
山羊座の性質
山羊座の性質としては、責任感が強く、目的めがけて堅実に努力を積み重ねていくと言えるでしょう。調子に乗って道を踏み外すようなことはまずありません。野心はあるものの、現実的な考えをすること、また保守的な部分があるため落ち着いた行動を取るのです。あくまでもストイックで、大風呂敷を広げることはありません。ただ、そのせいかやや悲観的なところや、打算的な傾向も見られます。
山羊座の神話
神々がナイル川沿いで宴会を開いていたところ、突然怪物テューポーンが現れ、驚いた神々は動物に姿を変えて逃げました。ヤギ頭の牧神アイギパーンはナイル川に飛び込んだところ、下半身だけが魚になり、その姿が大神ゼウスによって星座とされたと言われています。星座の伝説には諸説ありますが、この説が一般的だと言われています。またこの神話から、ヨーロッパでは、山羊座は角のある海ヤギという想像上の動物とされることが多いようです。