射手座(いて座)
射手座(いて座) Sagittarius
・黄道十二宮の9番目の星座
・エレメント:火
・クオリティ:柔軟
・ルーラー:木星
・キーフレーズ「I seek(私は探究する)」
射手座は社会や世界など、とても広い世界と出会い、見聞を広めるフェーズです。「I seek」というキーフレーズを持ち、哲学や理想といった大きくて高潔なものを、めざし探求していく自由な星座だと言えるでしょう。火のエレメント、柔軟宮に属し、強い情熱を持ちつつ周囲に合わせていく柔軟さがあると解釈されます。
射手座の性質
射手座の性質としては、自由であることがまずあげられます。興味を持てるものを常に探求し、「これだ」と思うものが見つかれば夢中になって取り組むのです。ただ、熱しやすく冷めやすいところがあるため、身勝手だと思われてしまうこともあるでしょう。基本的にこだわりはなく、物事を楽天的に考える傾向があります。また、チャレンジ精神も旺盛で、自ら道を探して挑戦していくとも言えるでしょう。
射手座の神話
射手座は、アルテミスから狩猟を学んだケンタウロスであるケイローンが弓を引く姿で親しまれています。定説では、ヘラクレスが誤って放った毒矢が当たり、苦痛のためゼウスに死を願って聞き入れられ、その死を悼んで天にあげられ星座となったと言われています。また、蠍座は勇者オリオンを刺し殺し、その功績で星座とされました。ですが、万が一天上で暴れたときのために、射手座の弓は常に引かれたままであると解釈されています。(この話はギリシア神話には登場しません)