牡牛座(おうし座)
牡牛座(おうし座) Taurus
・黄道十二宮の2番目の星座
・エレメント:地
・クオリティ:不動
・ルーラー:金星
・キーフレーズ「I have(私は持つ)」
牡牛座は五感が優れ、鮮やかに身体で世界をとらえる性質を持ちます。キーフレーズは「I have」で、子供のように物事を素直に受け止め、理解していくのです。地のエレメントであり不動宮となります。そのため、地の持つ現実的な感覚、五感と、不動の忍耐力・継続力が強く合わさった性質と解釈されます。
牡牛座の性質
牡牛座は持久力があり、物事に根気強く取り組んでいく性質を持っています。基本的に温和で誠実なのが特徴で、素晴らしい審美眼を持っているとも言えるでしょう。急がば回れ、を地で行くタイプだとも言えます。意外と頑固なところがありますが、人と争うのは好みません。違う意見を持つ人とぶつかったとしても、多少の不満はじっとこらえてしまうでしょう。五感が優れているため、美しいもの、おいしいものなどを好みます。
牡牛座の神話
ギリシア神話では、ゼウスがニンフのエウローペーに恋をしたという話があります(一説では人間の王女)。ただ、ゼウスは全知全能の神であり、妻がいます。そのためゼウスは誰にもわからないよう、美しい牡牛に化けてエウローペーに近づきました。牡牛の姿に警戒することなく、エウローペーは心を許してしまいます。その後ゼウスは正体を明かし、ふたりはクレタ島に行って子をもうけたのです。