牡羊座(おひつじ座)
牡羊座(おひつじ座) Aries
・黄道十二宮の1番目の星座
・エレメント:火
・クオリティ:活動
・ルーラー:火星
・キーフレーズ「I am(我あり)」
12星座はしばしば、人間の成長に例えられます。牡羊座は赤ちゃんになぞらえ、純粋で無垢であると言えるでしょう。キーフレーズは「I am(我あり)」で自分がどう感じるか、どうしたいかが大切な星座です。火のエレメントであり活動宮に位置するため、情熱、活発さが特徴だとも言えます。春分から約1か月の間太陽がとどまるため、春分点は毎年新たなホロスコープとなる特別な日です。
牡羊座の性質
牡羊座の性質としては、開拓精神があることがあげられます。未知なるものにも積極的に挑戦していく情熱を秘めており、その気質はあくまでも純粋です。天真爛漫だとも言えるでしょう。ただ、勢いがあるあまり、攻撃的であったり、熱しやすく冷めやすいという点もあります。好き嫌いは割と激しいほうで、じっくり腰をすえて取り組むのは得意ではありません。何事にもスピード感を持って取り組みます。
牡羊座の神話
ギリシア神話によると、牡羊座の羊はボイオティア王アタマスの息子プリクソスと双子の妹ヘレーが、継母イノーの悪巧みによって生贄にされそうになったときに、ゼウスが遣わしてふたりを乗せて逃げた金の皮を持つ羊だと言われています。プリクソスは逃亡先のコルキスでこの羊を生贄に捧げ、皮を当地の王アイエーテースに贈りました(古代においては神の遣わした獣は生贄として神に返す風習だった)。また、この羊の皮を手に入れるための冒険がアルゴー号(アルゴ座)の冒険、アルゴナウタイ神話です。