西洋占星術とは
星占いとホロスコープ
西洋占星術は、星の動き・配置から、性質や運勢などを解釈していくものです。「私は牡羊座です」と言っても、西洋占星術では「太陽星座が牡羊座」だということになります。太陽以外にも、月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星など、他の星の配置も見ていきますので、太陽が牡羊座にある人でも、金星が別の星座にある場合、金星が示す趣味や恋愛のエリアでは他の星座の性質で解釈されます。そのため、さまざまな側面から占うことができるのです。
西洋占星術の星
西洋占星術は地球にいる自分を中心として、どのような星の配置があるのかを読み解いていくことになります。太陽は1年をかけて地球から見た天空360度を1周しますが、その動く道を「黄道」とし、12等分して星座の名前をつけたのが黄道12宮です。そのため「牡羊座」と言っても、実際に夜空に浮かぶ天体の牡羊座とは異なります。また、西洋占星術は地動説以前から存在し、天動説に基づいて成り立つものです。
占えること
なくしたものを占うのに適したホラリー、日取りを占うのに適したエレクション占星術など、占星術には多くの方法があります。占星術はさまざまな方面から占うことができるため、あらゆることが占えるものです。ただ、多角的な解釈が必要となるため、占者によって結果が大きく変わる可能性は否めません。現代において多く使われている西洋占星術の1つは、その人が生まれたときの星の配置から、性格、運勢などを占い、質問者の悩みに対してアドバイスを行っていくというものです。