土星
ホロスコープにおいて土星が表すもの
土星が表しているのは、試練や責任、努力といったことです。それ以外には、プレッシャーや権威、制限を表す部分もあります。また、父親といった意味も含みますから、それを踏まえて解釈をしていくと良いでしょう。その人がどんなことに対して苦手意識を持つのか。また、それを克服していくのにはどうすれば良いのか。土星の与える試練は、現代のように自己が重要となる時代においては、自らを鍛えるために必要なプレッシャーだと言えるでしょう。
土星と12星座(サイン)
【土星×牡羊座】主体的に物事を進めることへの苦手意識。自分の欲求を正しく把握して、満たせるように行動する訓練が必要。
【土星×牡牛座】自分の身体感覚や素質を生かすことに苦手意識を持つ。自分の素質や、財産の扱い方、使い方を覚える訓練が必要。
【土星×双子座】幅広い知識を身に着けることや、さまざまな場で使いこなすことに苦手意識を持つ。学習やコミュニケーションの訓練が必要。
【土星×蟹座】家族的な関係をつくることに苦手意識を持つ。自分の不安感や愛されたい気持ちと向き合い、整理をつける訓練が必要。
【土星×獅子座】クリエイティブな活動や自己表現に苦手意識を持つ。自分の創造性を表現する努力が必要。
【土星×乙女座】世の中で自分を生かしていくことに苦手意識を持つ。自己管理能力・実務能力を伸ばす努力が必要。
【土星×天秤座】人と関わることや協力し合うことに苦手意識を持つ。人との距離の取り方を覚えていくことが必要。
【土星×蠍座】特定の人と深いつながりをつくることに苦手意識がある。他者と向き合うことに訓練が必要。
【土星×射手座】視野を広く持つこと、さまざまな知識の習得に苦手意識を持つ。さまざまな知識・考え方を吸収していく努力が必要。
【土星×山羊座】社会的に有利な能力・実利を求めることや権力を負うことに苦手意識を持つ。ビジネス分野での実力を身に着ける努力が必要。
【土星×水瓶座】古い価値観や因習にとらわれず行動することに苦手意識を持つ。理想に沿った生き方を確立していく必要がある。
【土星×魚座】自分や他人の心を癒やしたり、内なる声を聴いたりすることに苦手意識がある。心や精神の扱い方を学んでいく必要がある。
土星と12ハウス
【第1ハウス×土星】責任感が強く、包容力がある。忍耐強く、自分を律することができる人。プレッシャーに強い。努力が鍵となる。
【第2ハウス×土星】堅実的。地道にお金を稼ぐ。安定志向。貧困を恐れる一方、富を得ることに罪悪感を持ちやすい。
【第3ハウス×土星】実用的な知識。真面目な考え方。慎重な思考。時間をかけた学び。学習能力やコミュニケーションへのコンプレックス。
【第4ハウス×土星】家・家族への責任感・義務感。家族のために努力をする。家や家族の関係で悩みやすい。親密な関係を築くのが苦手。
【第5ハウス×土星】実用的な趣味。1つの趣味を究める。慎重な恋愛。年上の人との縁。恋愛・趣味を素直に楽しむことへの抵抗。
【第6ハウス×土星】仕事に対する義務感・責任感の強さ。仕事や職場環境で苦労しやすい。不安や自信のなさゆえのハードワーク。
【第7ハウス×土星】信頼できる長期的なパートナーシップ。時間をかけて他人との関係を築く。年長者との縁。対人関係へのコンプレックス。
【第8ハウス×土星】結婚相手、事業パートナー、他社の財産に対しての責任。長生きの傾向。他者との深いつながりへのコンプレックス。
【第9ハウス×土星】常識的な思想・宗教観。保守的な傾向。実用性のある思想や学問。仕事がらみでの海外。視野が狭くなる傾向。
【第10ハウス×土星】努力を重ねて時間をかけて社会的地位を築く。権力志向・社会的使命感。若い頃には仕事の苦労が絶えない傾向。
【第11ハウス×土星】時間をかけて友人関係や仲間意識を築く。年長者や経験豊富な人物との縁。心を開いて仲間と交流することへの苦手意識。
【第12ハウス×土星】コンプレックスに悩まされる。憂鬱感。悲観的。宗教や精神世界の実践から、その世界の権威的存在になる可能性。