道具
筮竹・筮筒・算木・掛肋器
正式な易には、4種類の道具が必要になります。
まずは、筮竹ぜいちく。これは、一般的にもっとも馴染みのある占い師の道具の1つでしょう。細い竹の束で、その数は50本あります。
これを立てるための、いわゆる箸立てのような筒を筮筒ぜいとうと言います。
次にいるのは、算木さんぎと呼ばれるもの。これは木製の直方体状のもの6本で、占断で得られた卦などを表すために使います。
最後に、掛肋器けろくき。これは、数えた筮竹をおいておくために使用されます。
しかし、近年では、このような大がかりな道具を揃えず、コインやサイコロなど、手軽なもので占いをする方法もあるようです。