2022年の厄年(令和4年)早見表・厄除けのしかた・今年の運勢を解説

2022年の厄年(令和4年)早見表・厄除けのしかた・今年の運勢を解説

 2022年(令和4年)の厄年早見表(女性・男性一覧)を公開。前厄、本厄、後厄それぞれの年齢、注意すべきことを解説します。厄除けのしかたをよく読んで、2022年をステキな年にしてくださいね!

【目次】

■厄年とは
◎よくないことが起こる?
◎男女で違う、厄年の年齢
■【早見表】2022年に厄年を迎える人
■2022年に厄年を迎える人が注意すべきこと
◎気になることには早めの対処を
◎気にしすぎるのはNG
■前厄・本厄・後厄ごとにあらわれるネガティブサイン
◎2022年に前厄を迎える人
◎2022年に本厄を迎える人
◎2022年に後厄を迎える人
■2022年、厄払い・厄除けするなら…
◎自分自身や身の回りの環境を変える
◎2022年の運気をもらえる場所に行く
◎神社やお寺でご祈祷を受ける
■まとめ
2022年の厄年・厄除け

厄年とは

◎よくないことが起こる?

 厄年とは、厄災が多く降りかかりやすいとされる年齢のこと。災難に遭いやすく、人生においての変化や心身の変化の起こりやすい年といわれています。世間でいう「縁起が悪い年」として、神社やお寺で厄除け・厄払いのご祈祷を受ける人も多くいることでしょう。

 地域や寺社などにもよりますが、男性は生涯で3回、女性は4回訪れます。一般的に前厄・本厄・後厄と3年続き、2年目である本厄の年が一番気をつけたいときです。

◎男女で違う、厄年の年齢

 厄年の年齢は男女で異なり、男性の厄年は25歳・42歳・61歳、女性の厄年は19歳・33歳・37歳・61歳になる年です。特に男性の42歳、女性の33歳は「大厄」と呼ばれ、特に注意が必要な年齢とされています。

 いずれも数え年で数え、その前後の年齢が前厄・後厄となります。数え年とは、生まれた年を1歳とする歳の数え方です。そのため、厄年の年齢は実年齢より1歳上になります。

※たとえば、1991年生まれの人は、2022年に満31歳になりますが、数え年では32歳になるということです。

【早見表】2022年に厄年を迎える人

<女性 生まれ年・数え年の年齢>
【前厄】
2005年生まれ(18歳)
1991年生まれ(32歳)
1987年生まれ(36歳)
1963年生まれ(60歳)

【本厄】
2004年生まれ(19歳)
1990年生まれ(33歳)
1986年生まれ(37歳)
1962年生まれ(61歳)

【後厄】
2003年生まれ(20歳)
1989年生まれ(34歳)
1985年生まれ(35歳)
1961年生まれ(62歳)

<男性 生まれ年・数え年の年齢>
【前厄】
1999年生まれ(24歳)
1982年生まれ(41歳)
1963年生まれ(60歳)

【本厄】
1998年生まれ(25歳)
1981年生まれ(42歳)
1962年生まれ(61歳)

【後厄】
1997年生まれ(26歳)
1980年生まれ(43歳)
1961年生まれ(62歳)

2022年に厄年を迎える人が注意すべきこと

2022年は寅年&五黄土星

◎気になることがあれば早めの対処を

 2022年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」、そして九星では「五黄土星」の年です。壬寅は、動植物が厳しい冬を乗り越え、春を迎えて大きく成長するさまをあらわします。また、五黄土星は九星の運気が9年間で一巡する始まりの地点であるとともに、とても強いパワーを持っている星です。

 この年に厄年を迎える人は、これまで無理をしてきた事柄が表面化しやすくなる運気があります。前々から後回しにしてきた遺恨やトラブルの種がある場合、それがいっきに形になってしまう可能性が高いでしょう。

 しかし、突然舞い降りてきたように思える災厄も、よくよく辿ってみれば、どこかで過去とつながっているもの。気になることや心配なことがある人は、できるだけ早めの対処をオススメします。また、「自分にはトラブルはない」「特に思い当たらない」という人も、思いもよらないところから困難な事態が生じる場合があるのです。これまでの流れを振り返り、自分自身を含め周囲を見直してみるといいでしょう。

 それでもトラブルが起こってしまった場合は、再発やさらなる火種を生まないよう、絡まった糸を正しく解き、問題を終わらせましょう。何ごとも放置せず、きっちり対処して終わらせることが肝心です。

◎気にしすぎるのはNG

 厄年だからといって、いつ災難がやってくるかと過度に恐れたり、心配しすぎたりするのはよくありません。厄年は誰にでも巡ってくるものですし、「厄年=役年」、つまり「災厄を抱える年」ではなく「役目を担う年」であるという説もあります。厄年の年齢は地域社会において重要な役割を担う年頃でもあるため、事故や病気に気をつけるような慎重な行動が求められたのです。

 厄年を迎えたら「自分にも重要な役がまわってきた」と考え、未来に向けての調整をはかるという意識で過ごすといいでしょう。

前厄・本厄・後厄ごとにあらわれるネガティブサイン

◎2022年に前厄を迎える人

 紛失や物忘れに気をつけましょう。また、自分の手に余るものには手を出さないようにしてください。それ自体はいいものであっても、管理しきれなくなる可能性があります。短気を起こさず、何ごとにも慎重に物ごとを見極め、検討してから行動するように心がけましょう。また、心身を崩しやすくなる場合もあるので、健康管理には注意が必要です。

◎2022年に本厄を迎える人

 選択できないまま周囲の流れに飲まれてしまい、身動きがとれなくなる可能性があります。自分の意思をしっかり持って、イエス・ノーをはっきり伝えるよう意識しましょう。行動する場所や一緒にいる人を選び、常に冷静さを失わないようにしてください。また、常に最悪の状況を想定して動きましょう。己を振り返り、自分磨きを怠らず、人任せにしすぎないことが大切です。

◎2022年に後厄を迎える人

 仕事関係でトラブルが発生する恐れがあります。どんなときも謙虚さを失わず、誰に対しても礼儀正しく行動することが大切です。また、人との距離感を間違えたり、言葉のいき違いが多くなったりするときでもあります。できるだけ丁寧なコミュニケーションを心がけ、諍いを生じさせないための努力をしましょう。特に目上の人相手には、いらぬ誤解を抱かれないよう言葉づかいに注意してください。

2022年、厄払い・厄除けするなら…

2022年の厄年・厄除け

◎自分自身や身の回りの環境を変える

 厄年の期間に結婚や出産をすることは、厄落としに非常に有効だといわれています。姓を変えたり母になったり、新しい自分になることで以前の自分がいた場所に厄を置いてくることができるのです。また、転勤や転職、引っ越しなど環境を変えるのもいいとされていますが、2022年は五黄の年なので、今いる所を動くのはあまりオススメしません。

 すぐにできる厄落としとしては、髪を切る、メイクやファッションを変えて思い切ったイメージチェンジをするなど、こちらも古い自分を新しくするアクションが効果的です。

◎2022年の運気をもらえる場所に行く

 五黄土星がめぐる2022年は、九星の9年間の運気が始まるスタートの年。リセットするパワーの強い五黄と縁のある場所に行き、2022年のいい運気を取り込んで厄を払いましょう。オススメは博物館など由緒正しい物がある場所、古戦場や古墳などの史跡、古民家のような古い建物。また、現在では観光地となっているような廃墟スポットを訪ねるのもいいでしょう。

◎神社やお寺でご祈祷を受ける

 「神様にお願いして、厄年でも安心して過ごしたい」という人は、厄払い・厄除けのご利益があるお寺や神社に出向き、ご祈祷を受けるのもいいでしょう。できれば自分が生まれた産院の近くや、七五三などのお参りをした地元の寺社がいいのですが、そうでなくても普段から初詣などでお世話になっているような、なじみのある所を選んでください。

まとめ

 厄年というとあまりいいイメージを持てないかもしれませんが、「悪いことが起こる年」ではなく「転機となる年」ととらえるといいでしょう。厄が終わった後で自分がどう動いていけばいいか、新しい自分になるための計画を立てる期間だと考えれば、意義のある3年間を過ごすことができるはずです。

(馬場小歌)

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