
親しげに見えて「実は支配的」な行動 手を包み込む握手は自分有利に仕向けたい!
いい人そうな人が、実際にいい人であるとは限らないように、一見、ポジティブな態度の裏には、ネガティブな気持ちが隠されていることがあります。今回は、「親しげに見せかけて、実は支配的」な態度を3つ紹介しましょう。
気安く身体に触れてくる……相手を手なずけたい
親密な間柄でもないのに、「頑張っているね!」などといいながら、頭ポンポンをしてきたり、肩を叩いてくるような人がいます。このような人は、相手を「自分より下」に見ていて、なれなれしいスキンシップを取ることで、相手を手なずけたいと思っていることが多いもの。もし、あなたがこういう人に遭遇したら、ペースに巻き込まれないように、クールに対処するのが得策です。
手を包むようにして握手……相手を支配したい
政治家同士の握手の際に、一方がもう一方の手を両手で包み込むようにしているのを見かけたことはありませんか? これは相手の言い分を抑え込んで、自分の有利になるよう仕向けたいときのジェスチャーです。もし、あなたが人からこのような握手をされたら、その人の言葉を鵜呑みにしてはいけません。頼まれごとがあるときは即答を避け、いったん保留にしてから後日返事が正解です。
目をのぞきこむ……自分の言うことをきかせたい
目と目を合わせるのは、コミュニケーションの基本。でも、相手の目をのぞきこむようにするなど、強引に目を合わせようとする人がいたら要注意です。このような人は、相手を意のままに操りたいという下心を持っているからです。とくに大げさなほど誠実さをアピールしてくる場合、十中八九、不誠実な狙いがあると思って間違いなさそう。毅然とした態度を取り、流されないようにしましょう。
なお、「あなたのためを思って」を口にする人も危険です。親身になっているフリをして、相手を都合のいいようにコントロールしたいという気持ちが潜んでいるからです。このような人に出会ったら、言いくるめられないよう距離を置きましょう。
(月星七海)