スピリチュアル沼にハマった人の悲劇とは…注意点&幸せの引き寄せ方
スピリチュアルなことに取り組んで頑張っているのに、今までの生活と何にも変わらないと悩んでいませんか? それは、知らないうちにスピリチュアルの沼にハマっているせいかも。
この記事では、スピリチュアル沼にハマっている人の特徴や、注意点、幸せを引き寄せるスピリチュアルの実践方法をご紹介します。
- スピリチュアルとは?
- 現実逃避に使われる“スピリチュアル”
- 【チェック項目】あなたはスピリチュアル沼にハマってる?
- 1.やたらセミナーや自己啓発にお金を使う
- 2.スピリチュアルを学んでいる人と一緒にいると疲れる
- 3.暮らしが一向によく(平和に)ならない
- 4.「~ねばならない」と思うことが増えた
- 5.なぜか毎日が虚しい
- スピリチュアルに生きる(行動する)と起こる幸せな変化
- まとめ~スピリチュアルな暮らしは地球に平和をもたらす
スピリチュアルとは?
スピリチュアル(spiritual)とは、“スピリット(spirit)=魂=愛を中心にした”という意味です。スピリチュアルを学ぶ人は、欲求をかなえることが中心の生き方ではなく、「自分を愛し他者を思いやり、成長する喜びをみんなでシェアしよう」という生き方を目指しています。
実はこれ、地球上のすべての人が人生をかけて挑戦していることなのです。スピリチュアルとは、何も特別な世界の話ではなく、正しく知って実践すれば、生きることが自然に楽しく、そして喜びをたくさん感じられるようになるものといえます。
スピリチュアルは、人の心や霊魂、精神などに関係しています。スピリチュアルな情報を得ることは、あなたが魂の本質や本来の望み、人生の目的を思い出し、欲望だけで生きる苦しみから解放されるために必要なツールなのです。
現実逃避に使われる“スピリチュアル”
スピリチュアルといわれることに関わると、天使や聖霊、チャクラなどの聞きなれない言葉もたくさん耳にするので、「選ばれた人のための特別な世界」をイメージする人も多いかもしれません。
そのような情報に触れることで、「自分は特別な存在になった気がする」という気持ちが強くなり、その結果、現実の問題から目を背けてしまう人も多いのが現状です。しかし、それこそが自分の苦しみや痛みから逃げて、問題を先送りにしてしまう甘い罠なのです。
スピリチュアルとは、本来、地球上にいるすべての人に「どうすれば幸せに生きられるか」を教え、実際に生活に活かすためのもの。いい形で付き合うことができれば、幸せを上手に引き寄せられます。しかし、間違った形で心酔してしまうと、あなたの人生に悪い影響を及ぼすことになりかねません。その点は常に心においておきましょう。
【チェック項目】あなたはスピリチュアル沼にハマってる?
スピリチュアルに興味を持って学び始めたとき、新しい知識や自分が疑問に思っていたことの理由を知り、世界が変わったかのように感じられるでしょう。しかし、いつしかどんなに学びを深めても変化を感じ取れなくなることがあります。さらには、仕事やお金、人間関係にも停滞感を覚えることに。
それは、“スピリチュアル沼”、つまりスピリチュアルビジネスにハマってしまったサインかもしれません。これから紹介する項目に多く当てはまっている人ほど、沼に深く足をとられている可能性があります。「なんだか思い当たる気がする」という方、自分の今の状態をチェックしてみてくださいね。
1.やたらセミナーや自己啓発にお金を使う
スピリチュアル関連の講座やワークショップ、資格取得、クリスタルなどにどんどんお金を使っている方。それが、生活費や日常の他の趣味や楽しみを圧迫していませんか?
好きなことにお金を使うのはいいことですが、だからといってスピリチュアルのために生活が苦しくなるのは、本末転倒です。講座や資格試験に申し込む前に、不安や「周りに勧められたから」という理由で行動していないか、一度気持ちを整理してみましょう。
2.スピリチュアルを学んでいる人と一緒にいると疲れる
スピリチュアルを長く学んでいると、「あの人よりも多く資格を持っている」「私は有名な先生から学んでいる」というようなエリート意識が生まれやすくなります。
今、スピリチュアルを学んでいる人との関係の中で、こんなマウンティングや派閥争いに巻き込まれていませんか? せっかく人間性の成長を学んでいるところなのに、これではまったく意味がありませんよね。
もし、「一緒に学んでいるのに、この人といるとなぜか疲れたり気持ちが落ち込んだりする」ということがあれば、気づかないうちにマウントされている可能性が。そういう人とは、徐々に距離置くのが賢明です。
3.暮らしが一向によく(平和に)ならない
スピリチュアルを生活に活かすと、物ごとのとらえ方や感じ方が変わります。イライラやこだわりが減った、失敗しても自分を責めない、落ち込まないなどといった心境になるのです。その結果、心が軽くなり、いい影響をキャッチしやすくなります。そうすれば、自然にうれしいことや楽しい人間関係が引き寄せられてくるのです。
逆に、レイキや瞑想などをして、スピリチュアルを生活に活かす方法をどんなに学んでも、暮らしが何にも変わらないという場合。学んだことをまだ実践できていないのかもしれません。今まで学んだことをもう一度復習して、まず日常の中で丁寧に始めてみましょう。
4.「~ねばならない」と思うことが増えた
スピリチュアルを学んでいると、「~なければならない」「~しないと○○になってしまう」という落とし穴にはまってしまうことがよくあります。
これは、「いい人」になることがスピリチュアルを学ぶことだと思い込んでいる人なら、誰にでも起きることです。
できない自分、完璧じゃない自分も認めて、弱い自分に寄り添うのがスピリチュアルの学び。いい人なんかにならなくてもいいのです。
5.なぜか毎日が虚しい
自分では頑張っているつもりなのに成果が出ないとき、幸せそうにしている周りの人がうらやましくなったりして、なんだか虚しくなりますよね。そういうときは、何か頑張りどころを間違えているのかもしれません。
たとえば、自分が「本当はこれをやりたい!」という直感を無視して、上に書いたように「~すべき」と頭で行動していませんか? あるいは、自分に厳しすぎるなんとことも。
こんなときは、ちょっと頑張る方向を変えるだけで、今までがウソのように物ごとがスムーズに流れたりします。「私はもう十分頑張ってるよ」と、自分にやさしく声をかけてみてくださいね。
スピリチュアルに生きる(行動する)と起こる幸せな変化
スピリチュアルを生きる、行動するためには、知識を得ただけでは十分とはいえません。言葉の意味や理由を知ったあとは生活の中で練習が必要になります。
たとえば、自転車に乗るなどとこと同じこと。自転車の乗り方は教えてもらって知っているけど、それだけでは「自転車に乗れるようになった」とは言えないですよね。スピリチュアルも、瞑想を教えてもらった、チャクラの意味やセルフケアの方法を知ったあとに、生活の中で活かすための練習が必要なのです。
初めはぎこちなくても、行動しているうちに以下のような変化があらわれるはず。
◎どんな自分もやさしい気持ちで見れるようになる
◎周囲の人にやさしく接することができる
◎ハートが開いて、自然とワクワクした気持ちが湧いてくる
◎自分の望みを素直に表現できるようになる
◎自分や周囲の人の機嫌・感情に振り回されなくなる
◎お金や物に困らなくなる
◎自然に感謝の気持ちがあふれる
これが、スピリチュアルな生き方ができるようになった、つまり、自転車に乗れるようになったのと同じ状態。あとは考えなくても、瞑想やレイキなどのセルフケアをするのが当たり前になるくらい、自然に体が動くようになります。
そうすると、暮らしがますます楽しくなって、心が軽くなり、周波数が上がって必要なお金や人が引き寄せられて、自然と感謝が生まれる。こうやって、幸運のループに入れる魔法が、スピリチュアルを学ぶとたくさん用意されているのです。
まとめ:スピリチュアルな暮らしは地球に平和をもたらす
私たちは、地球の生活を楽しんで、幸せになるために、今ここに生きています。スピリチュアルの学びは、怖いものでも、厳しいものでも、特別なものでもなく、私たちみんなが幸せになっていいということを思い出すために用意された天からのプレゼントなのです。
(feelcalm)