12星座【スープにたとえると?】獅子座はコーンスープ、乙女座はサムゲタン!
寒い時期、特においしく感じるのがスープです。ひとくちにスープといっても、さまざまなバリエーションが存在します。あなたの星座は果たして、どのスープに当てはまるでしょうか? 12星座ごとに紐解いていきましょう。
牡羊座……オニオングラタンスープ
オニオンは、赤唐辛子やハバネロ、キムチと並んで牡羊座のパワーフードです。パワーといえば、火星を守護星に持つ牡羊座はパワフルかつエネルギッシュな星座。スープの中に、パンが入っているオニオングラタンスープは、スープだけでも十分にパワーがみなぎってきます。まさに牡羊座そのものといえるでしょう。
牡牛座……フカヒレスープ
「フカヒレ」といったら、主に中華料理で用いられる高級食材です。スープといえども、中華料理の名店では、単品で軽く5,000円を超える価格帯。12星座で最も高級志向な牡牛座にぴったりなスープといえるでしょう。もちろんお値段だけでなく、美肌効果が期待できるコラーゲンたっぷりな特徴も、美の天体・金星が守護星の牡牛座にマッチするのです。
双子座……ミネストローネ
ミネストローネとは「具だくさん」を意味します。一皿でさまざまな野菜を味わうことができるのです。双子座は、1人の人物の中に、異なる表情を持つ星座。まさに12星座界のミネストローネといえるでしょう。またミネストローネは、あくまでもイタリアの田舎料理のため、綿密なレシピは存在しません。型にはまらない双子座そのものです。
蟹座……ビスク
甲殻類のソースから作られるクリームベースのスープです。甲殻類といえば蟹座です。蟹座をあらわすスープといったら、もはやビスク以外には考えられないでしょう。また12星座には身体との対応部位があり、蟹座に対応するのは胸部。そこから転じて、蟹座のパワーフードは乳製品です。たっぷりのバターや生クリームが使われているあたりも、蟹座っぽいといえるでしょう。
獅子座……コーンスープ
スープと聞いたら真っ先にコーンスープを思い浮かべる人が、日本人では圧倒的多数かと! 家庭での手料理だけでなく、自動販売機には缶入りのコーンスープも存在します。またファミレスのスープバーでも、コーンスープは定番です。つまりコーンスープは、日本人にとっては超王道のスープ。王道を突き進む獅子座を彷彿とさせます。
乙女座……サムゲタン
サムゲタンは単なる韓国名物に非ず! 本来は、漢方の観点から誕生した滋養強壮・疲労回復のための薬膳料理なのです。そういえばサムゲタンには高麗人参が入っていますからね。健康マニアでヘルシー志向な乙女座に通ずるものが感じられます。おいしくいただくことで、健康な身体を手に入れられるわけですから!
天秤座……冷製スープ
冒頭では「寒い時期においしく感じる」と書きましたが、あたたかいスープばかりとは限りません。夏場に重宝される冷製スープもまた、おいしいです。サラリとしたさわやかなのどごしは、涼やかな天秤座にふさわしいスープといえるでしょう。火を使わず簡単に調理できるという点も、面倒ごとを避ける天秤座と似た者同士ってことで。
蠍座……ボルシチ
ボルシチは、テーブルビートの赤色が特徴的なウクライナの伝統的スープです。赤色は、黒色と並んで蠍座のテーマカラー! 内に熱いものを秘めた星座ですから、赤がテーマカラーというのはうなずけます。汁が洋服に付着すると落ちづらいあたりも、何ごとにもしっかりと爪痕を残す蠍座をあらわしているかのよう。
射手座……ユッケジャン
焼肉屋のサイドメニューとして馴染み深いユッケジャン。牛肉をゆでた韓国の宮廷料理です。強火で調理しているため非常に熱く、また辛いため、身体にスタミナをつけるには持ってこいのスープ! アウトドア志向でスタミナ十分な射手座が持つイメージ像にドンピシャといえるでしょう。
山羊座……クラムチャウダー
材料に、アサリやハマグリなどの二枚貝が用いられることが特徴的なスープです。貝を調理するには砂抜きが欠かせません。つまり時短調理が不可能な、それなりに時間をかけて煮込むスープです。自らの野心に向け、時間をかけてでも必ずや達成させる山羊座にぴったり。クラムチャウダーは、時間をかけた分、お味も絶品ですし。
水瓶座……コンソメスープ
水瓶座のみなさんは「コンソメスープ」との結果に、おもしろみがないと落胆しているかもしれませんが、とんでもない! コンソメスープは、料理修業を積んだ一流ホテルのコックですら「難しい」と口を揃えるほど、難易度の高いスープです。一筋縄ではいかない、いい意味でクセモノキャラの水瓶座にそっくりといえるでしょう。
魚座……ブイヤベース
地中海の漁師町で生まれた白身魚や貝、海老などの海の幸が盛りだくさんのスープです。海の生きものは、魚座の守護星・海王星を担当するポセイドンが生み出したとされます。魚座のソウルフードのようなスープです。もとは、見た目が悪く商品価値のない魚介を、漁師がまかない飯として食べていました。命は最後までいただく魚座のやさしさともリンクします。
今回紹介したスープ以外にも、お馴染みのわかめスープだったり、タイ料理屋で味わうことのできるトムヤムクンだったり、世界にはさまざまなスープが存在します。朝食代わりに、また軽めの夜食としても、ぜひスープをお召し上がりください。
(菊池美佳子)