【誕生月・仕事＆金運事典】7月生まれは稼げるときと低調のときの振り幅が大きい！

――生まれ月や季節は、人の運命にどのような影響を与えているのでしょうか。1月から12月まで月名の由来について紹介しながら、誕生月別の仕事運と金運を、そして、運気アップできるアイテムを紹介します。

　JULY（ジュライ）という名は、ユリウス・カエサル（ジュリアス・シーザー）に由来します。それまで使われていた太陰太陽暦を、現代の西暦に準じる太陽暦にあらためた際、ユリウスは、みずからの誕生月の7月を自分の名に変えさせたのです。暦の改革という歴史に残る大事業を行った英雄の名は、神々の名に並んで、2000年後の今も月名として残っています。そんな7月生まれの仕事運と金運をみてみましょう。

　7月生まれは、内気でおとなしいのですが、本当はとてつもない大きな力を秘めています。7月生まれが成功する大事なポイントは、人間関係です。仕事選びをするとき、仕事内容よりも、報酬よりも大事なのが、職場の雰囲気と、「人」です。「この人達と一緒に働きたい」と思える職場なら、どんな仕事でも必ず成功します。独立して1人で働いている場合も、仕事の相談ができる同業者のつながりを大事にしましょう。

　7月生まれの金運は、好調なときと低調なときの幅が大きいでしょう。いいときはものすごく大きく稼げるので、低調なときをどう乗り切るかが問題です。いざというときのために貯金しておくことも大事ですが、なにかのときに頼れる人間関係を作っておくことも必要でしょう。お金に換算できない人間関係が、7月生まれの本当の財産かもしれません。好調なときに恩返しすることで、さらに絆が強くなります。

　7月生まれは逆境に強いタイプ。むしろ逆境をバネにして、どんどん強くたくましく、のしあがっていく人なのです。
（高橋桐矢）
※参考図書／『現代こよみ読み解き事典』（岡田芳朗・阿久根末忠編著／柏書房）