【誕生月・恋愛事典】12月生まれは恋に一生懸命、ときには肩の力を抜いて！

――生まれ月や季節は、人の運命にどのような影響を与えているのでしょうか。1月から12月まで月の逸話をひもときながら、誕生月別に、幸せな恋をするためのワンポイントアドバイスを紹介していきます。

　12月は冬が極まる時期です。冬至はもっとも昼が短く夜が長くなる日。すべての命の源である太陽の力が弱まり、そして、再びよみがえっていく月です。雪と氷におおわれていても、土の中では芽が動き始めています。命の再生のときなのです。また、12カ月の最後の月として、この1年を振り返る集大成の時期でもあります。そんな12月生まれの人の恋愛傾向をみていきましょう。

　12月生まれの人は、とても一生懸命な人。どんなことにも真摯に取り組みます。もちろん恋愛も。運命の人と出会うために、好きな人に振り向いてもらうために、恋を結婚につなげていくために。一生懸命努力します。だからときどき、疲れてしまうことがあるでしょう。「こんなに頑張ったのに」と。仕事やスポーツと違って、相手のある恋愛は、自分の努力だけでは完結しないのです。

　12月生まれが幸せな恋をするために必要なのは、力を抜くこと。身体の力も、心のこわばりも。異性と出会う場で、肩に力が入りすぎていないでしょうか。恋愛は2人でするものなのに、1人で頑張りすぎていないでしょうか。もちろん、頑張ることも必要。でも、ときどきは、ふっと力を抜いて、「なるようになるさ」と思えるようになったら、幸せな恋がもうすぐそこにあるはずです。

　12月生まれのご縁は、地元関係や、元同級生からつながることも多いのです。恋人募集中の人こそ、クラス会に参加しましょう。
（高橋桐矢）
※参考図書／『現代こよみ読み解き事典』（岡田芳朗・阿久根末忠編著／柏書房）