12星座【自分の星座が好きじゃない】ランキング 山羊座は「地味すぎる」とご立腹!?

12星座【自分の星座が好きじゃない】ランキング 山羊座は「地味すぎる」とご立腹!?

 射手座はチャレンジャー、水瓶座は風変わり、魚座は夢見がち……。こうした星座のキャラクターは、その星座の守護星や属する区分(陰陽、エレメント、クオリティ)などから形作られています。今回は「自分の星座キャラクターが好きじゃない」、そんな声が多い星座をランキング!

第1位 山羊座……「地味すぎる……」

 「自分の星座が好きじゃない」人は、山羊座に多いです。理由は「あまりに地味だから」。山羊座の性格事典を紐解くと、そこには「真面目、努力家、堅実、現実主義、慎重、忍耐、仕事人間、孤独に強い」といったキーワードが並びます。まるでおもしろみのない地味人間だといわれているようで、反発したくなるのでしょう。でも、山羊座の地味さは、年月を経ると成熟した滋味深さに変化していきます。アラフィフ以降の山羊座は、自分の星座が好きになっているはずです。

第2位 蠍座……「執念深いって……」

 自分が蠍座であると口にした途端、ドン引きされたり異様に食いつかれたりといった経験を持つ蠍座は多いでしょう。これは蠍座が「情熱的で嫉妬深く、執念を燃やしてとことん追いかける」「無口で秘密主義」といった、かなりマニアックなキャラクター設定になっているせい。蠍座としたら、「いい迷惑!」とさけび出したい気分かもしれません。しかし、そのマニアックさがあるからこそ、蠍座はミステリアスで魅惑的なのです。蠍座であることを誇りにしましょう。

第3位 蟹座……「お母さんじゃないし」

 蟹座を形容する際に、よく「お母さん」という言葉が使われます。これは蟹座が心の拠り所となるハウスに位置していて、受容的な月を守護星にしているためなのですが、蟹座本人はこれが気に入りません。「12星座のお母さんって、どういうこと?」と蟹座キャラクターを否定します。また、蟹座は胃袋を象徴することから、「食いしん坊」などと書かれることもあり、これも蟹座のカンに障っています。「食いしん坊のお母さんって……」と怒り心頭に達しているのです。

 第4位は、牡牛座。スローモーだとか、頑固で融通が利かないなど、鈍くさいキャラクターに描かれがちな牡牛座も、自分の星座があまり好きになれないタイプ。本人的には鈍重な牛なんかではなく、軽快な子羊のつもりです。第5位は、魚座。依存心が強くて夢見がち、自己犠牲的でつらい状況を楽しめるなど、一歩間違うとメンヘラ確定の魚座キャラ。「想像の世界にどっぷりって……」と、ファンタジーRPGをしつつ眉をひそめるのです。

 第6位は、乙女座。アラ探しの名人で、重箱の隅を突くような嫌みをいう、木を見て森を見ないなど、12星座の小姑的に描かれる乙女座も自分の星座が好きとはいいがたい模様。ただ、「乙女」という響きは気に入っているはず。第7位は、牡羊座。短気で負けず嫌いな自覚はあっても、そこまでひどくはないつもり! 牡羊座の性格欄を読むたびに、そう怒りながら書いた人物を蹴飛ばしたい衝動に駆られるのでした。

 第8位は、双子座。自分を客観視できるので、自分の星座についても客観的に受け止められます。「飽きっぽいとか、だましの天才とか、当たっているかもー!」と、半ば他人ごとのように楽しんで、すぐ受け流してしまいます。第9位は、射手座。冒険王かアマゾネスのように描かれる射手座は、自分の星座特性にワクワクしているかも。ただ「無責任、傍若無人、気が利かない」といったマイナス評価に対しては、一言物申したいと思っていそう。

 第10位は、天秤座。都会的でセンスがよく、美男美女揃いとされているため、自分の星座に異議はありません。優柔不断で怠け者といった、天秤座のネガティブな一面にも心当たりがあります。ただ、ナルシストっぽい描かれ方には少々不満を感じています。第11位は、獅子座。「気高く誇り高いクイーン」「周囲をパッと明るくする、太陽のような人気者」「ライオンのように威厳があって、子猫のように愛らしい」。そんな獅子座に生まれてよかったと、心から思う獅子座なのでした。

 そして第12位は、水瓶座。「天才型の変わり者」「博愛精神を持つ自由主義者」「偏見を持たないつむじ曲がり」など、ひと癖もふた癖もあるキャラクター設定に、「そうそう、私ってそうなのよ」と、納得と喜びを感じています。唯一無二の存在感をこれからも発揮し続けていこうと思っているでしょう。

 星座キャラクターを作っている背景(守護星や属する区分)を知ると、自分の星座をもっと好きになるかもしれません。ぜひ、占星術の本を紐解いてみてください。
(夏川リエ)

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