1月8日生まれの山羊座は平和主義の愛されキャラ!?　運命のデーク占い【山羊座編】

――同じ牡羊座でも、3月生まれと4月生まれでは、なんだか印象が違う。そんなふうに思ったことはないですか？　こうしたことにスポットを当てたのが、古代占星術の「デーク占い」です。デークとは、1つの星座を3分割し、それぞれに副支配星をもたせる手法のこと。支配星に副支配星が加わることで、ひとつの星座内に3つのキャラクターが誕生することになり、より詳細な性格分類が可能になります。

　今回は、山羊座についてご紹介します。

＜第10回　山羊座＞

　法と秩序の星・土星を支配星に持つ山羊座は、真面目で規律正しいタイプ。責任感があり義務に忠実で、与えられた仕事を熱心にこなします。また、かなりの野心家で権力や財力を手に入れるためなら、並外れた忍耐力を発揮するでしょう。短所は、人情味に乏しく狭量なところ。冷たいと非難されることもありそうです。このベースとなるキャラクターに副支配星の性質がプラスされることで、山羊座のプロフィールがさらに詳しくなります。

　土星が支配星にして副支配星でもある第1デークの山羊座は、真面目で責任感がある、しっかり者タイプ。強い目的意識を持っていて、前向きに人生を歩んでいきます。たとえ苦難に出合ってもひるみません。艱難辛苦を乗り越え成功することこそ、自分の使命だと思っているからです。そのため、仕事人間になりやすく、遊び仲間が少ないなど、プライベートが乏しくなることも。ただ、山羊座は孤独に強いので、本人的には「問題なし」かもしれません。恋愛は、はっきりと苦手なほう。感情の扱い方がわからず、自滅しやすい模様です。

　支配星・土星のほかに、愛とロマンの星・金星の影響も受ける第2デークの山羊座は、堅実な性質をベースに持ちつつ、明るい社交性も加わった、愛されキャラタイプ。平和主義で争いごとを嫌うため、誰からも好かれる人気者になりやすい人です。また、向上心旺盛で、習いごとや資格取得に積極的。いくつになっても楽しんで自分磨きができ、年を追うごとに「いい女」の風格を漂わせるようになることも。恋愛シーンでは、少々スローペースなものの、大人のいい恋ができるほう。付き合い始めれば、長く安定した関係を築けそう。

　支配星に土星を、副支配星に知性の星・水星を持つ第3デークの山羊座は、真面目で勤勉な上に、コミュニケーション能力にもすぐれた聡明なタイプ。どちらかというと、生き方が不器用になりがちな山羊座にあって抜群の適応力を誇り、スマートなできる人として信頼を集めるでしょう。好奇心も旺盛なほうで、今ある地盤を固めるより新天地を求める傾向が強くなりそう。一方で、理想が高くなりやすく、ないものねだりをしがちな面も。恋愛は少々打算的。恋愛と結婚は別物と考え、割り切った付き合いをすることもありそうです。

　山羊座といっても、副支配星が変わることで、「野心家」「人気者タイプ」「できるタイプ」といった、3つのキャラクターに分類されるのですね。次回は、水瓶座をお送りします。
（月星七海）

占い監修者

月星 七海(つきほし ななみ)

ひきこもりの占い研究家。夏のバルサミックムーン生まれ。東京湾のそばに住んでいます。

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