悪縁を断ち切るなら今年の内に! 最強の縁切神社『安井金毘羅宮』でダメ恋・悪癖を手放そう
恋愛相手となかなか別れられない、職場の上司とうまくいかない、どうしてもやめられない習慣がある……そんな困った状況になっていたら、「縁切り神社」に頼ってみませんか? 今回は「最強」といわれる縁切り神社『安井金毘羅宮』(京都府)と、効果的な参拝方法を紹介します。ぜひ年内までに参拝しましょう!
「縁切り神社」って何?
「縁切り」と聞くとネガティブなイメージを抱きがちですが、縁切りとは本来、「縁を切った後に新しくいい状況を迎えること」と対になっています。悪いものを切るだけでなく、これからの自分に必要な新たな縁を結ぶための、運気のスペースをつくるとても前向きな場所なのです。男女の縁だけでなく、仕事やご近所などの人間関係、病気、飲酒・ギャンブルなどの悪癖などの悪縁や腐れ縁を断ち切り、良縁をもたらしてくれます。恨みつらみから相手の不幸の願う場所ではありません。
一番のオススメは『安井金毘羅宮』!
縁切りのご利益で有名な寺社は数多くありますが、中でも一番のおススメは、京都の『安井金毘羅宮』! 「最強の縁切り神社」と呼ばれ、国内外から多くの人々が参拝に訪れるのです。地元では「安井のこんぴらさん」と呼ばれ親しまれています。「崇徳天皇」「源頼政公」「大物主神」をご祭神とし、その中の神様「大物主神」が、とてつもないパワーを宿しているのです。こちらにある「縁切結び碑」という大きな石の穴をくぐることで、確実な縁切りのご利益をいただけるでしょう。
縁切りしたいものを明確に! 参拝時は神社の作法に従って
参拝前に、縁を切りたい人や物ごとをはっきりさせること。自分の気持ちを強く持つことで、神様へのお願いも強いものになります。また処分したいものがあれば、持参するといいでしょう。縁切り神社に限らず、神社にはそれぞれ作法があるので事前にチェックを。『安井金毘羅宮』は、本殿参拝後に「形代(かたしろ)」と呼ばれる紙に願いを書いて手に持ち、横にある「縁切り縁結び碑」の中央にある穴を表から裏(縁切り)→裏から表(縁結び)の順にくぐって、最後にその紙を碑に貼る、というのがご祈願の作法です。
参拝後はおいしものを食べて楽しく過ごそう!
『安井金毘羅宮』の神様の力はとても強力なので、参拝が終了したら、すでに縁が切れていると思って大丈夫です。その後は少し奮発しておいしいものを食べたり、旅行であれば京都ならではの食べ物やスポットを楽しんだりして、明るく過ごすといいでしょう。また、持参した縁切りにまつわるものは、帰宅するまでのどこかで処分してしまってください。
かつて日本では、女性から離縁できない時代が600年ほど続き、別れたい場合は寺や神社に駆け込むしかありませんでした。縁切り神社はそんな、自分の力ではどうにもできない状況から抜け出すための有効な手段といえます。2019年を新たな気持ちで過ごすためにも、悪縁は年内に断ち切りましょう。
(瀧天貴)