【職業・占い師】藤元麻理 暗闇はずっとは続かない。占いをうまく使って、今を明るく生きて欲しい
迷っているとき、落ち込んでいるとき、私たちを勇気づけてくれる占いの言葉には、占い師の思いや生きざまが凝縮されている。第一線で活躍する占い師たちは、どんな人生を歩み、占いとどう向き合ってきたのか。「職業・占い師」その知られざる素顔に迫る。
暗闇はずっとは続かない 藤元麻理
――占い師になったきっかけは?
「My Birthday」という占い雑誌に影響を受けたのがきっかけで、高校生の時から友達を占っていました。でも美容にも興味があったので、卒業後は美容師になり、その頃から占いへの興味はいったん薄れていました。
無理をしすぎて体を壊してしまい、一年間寝たきりだった時期があって。その時に、占いを知っていたらこんなになるまで体を弱くすることはなかっただろうな、運気を知っておくのはすごく大事だと改めて思いました。その経験からまた占いを始めることになり、職業に繋がっていきました。今は美容の仕事をたまにしつつ、ほぼ専業で占いを行なっています。
――初対面の人の悩みを解決していくというのは難しくはないですか?
自分のできることを精一杯やってあげようという気持ちが強いので、そう言えばあまり身構えたことはなかったです。まずよく話を聞いて、この方は何を求めているのかを探るところから始めます。初対面だから難しいというよりも、来てくださった事に感謝ですね。
――どんな悩みを持っている人が多いですか?
何かをやるのに頑張ろうとは思っていて、でも最後に背中を押してもらいたいという人が多いですね。私はこれをしたいのだけれど、なかなか踏み出せない。どうしたらいいのかという人ですね。基本的には変わりたいという人が多いです。
他には、悲しみにくれている人もいます。でも占いのいいところは、悲しみだとしても喜びだとしても永遠ではないということ。ずっと暗闇の中だったらすごいきついけど、でもこれはもう少しで終わるよとか、逆に今が盛り上がっている絶頂の時だったとしても、ここからちょっと穏やかになって行くから今の運気を大切にして、今できることをしましょう、と未来に向けて動けるアドバイスを伝えるようにしています。
――辛いこともずっとは続かないと。
はい。運気の流れがわかると、自分でどういう風に行動すればいいのかがわかるので、そういう意味で占いはすごくいいなと思っています。私自身も暗闇にいた期間があり、永遠に続くような苦しい気持ちはよくわかります。でも、良い方向に考えられるきっかけがあって。私の場合、ペリドットという宝石のかけらが「生きろ」って言ったような気がしたんですね。すごく不思議な体験だったのですが、それから頑張ろうと思えました。
そんなこともあり「今を生きろ」という言葉を、座右の銘にしています。「暗闇もずっとは続かない。死ぬまで生きるんだ」ということ、辛いことや悲しいことがあっても今を生きるんだよと、いろんな人に伝えていきたいですね。
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