体型から見抜く性格診断 痩せ型の人は非社交的、筋肉質は自己主張が強い!
体型は、日々の生活の中で作られていくもの。食事や運動も関係してきますが、体質も大きな要因のひとつです。体型から性格を見抜く上では、心理学者・クレッチマーによる体型分類が有名です。実際に性格や行動と体型、体格などは一致していることが多く、共通の心理傾向があるのです。そこで今回は、体型からわかる人柄についてご紹介します。
ぽっちゃり系、丸くて太り気味の人は、開放的で明朗快活、自由奔放、躁鬱気質と呼ばれ、気分が上下に揺れやすいとされます。人付き合いがよく、人の面倒を見たりするのが得意。社交的でユーモアがあるため、男女共に友達が多くできるタイプです。丸みのある体型の男性が、案外女性から人気なのは、大らかで温厚、親切で包容力がある人が多いからかもしれません。
いわゆる筋肉質な筋骨型、闘士型の人は、腕力に自信があり、身体が丈夫。頑固で粘着気質、自己主張が強いため、自分の主張を曲げようとしないタイプが多いです。粘り強く継続するパワーがある反面、闘争心が旺盛で、誰かと争いやケンカをすることも。基本的に融通が利かず、柔軟性に欠けるのが闘士型の欠点です。ただ、仕事をする上で力強さは大きな長所であることは間違いありません。
細長型などの痩せている人は非社交的。静かで控えめ、神経質など、少し人と変わっている面が多い性質があります。内気で大人しいのですが、観察力や洞察力は鋭く、クールな面があります。一匹狼タイプが多く、敏感さと鈍感さの二面性があるため、分裂気質とされることも。また、感受性が豊かで人の心理や気持ちを理解するのが得意な人が多いとされます。相談役としてはうってつけでしょう。
上記のいずれかの要素が複雑に組み合わされている場合もあります。たとえば、筋骨型と細長型の痩せマッチョなどがそうです。この場合は、2つの要素が融合された気質になります。相反する性格となる場合もありますが、その場合は複雑な性質と捉えるのがいいでしょう。
痩せているほうがキレイ、美しい、ともてはやされる現代ではありますが、性格的なことが要因で体型ができあがっていることもあるわけです。太っている人は自己管理ができていない、なんていうのはナンセンス。それはあくまで気質に由来することであり、個性でもあるのです。「みんな違って、みんないい」というわけですね。
(脇田尚揮)