
ドライブの時の○○な行動でわかる、お金に対する強欲さ
「あなたのお金に対するがめつさ」
「がめつい」とは、現実的な向上心が抜きん出ているということ。アグレッシブに私利私欲を追求する様は、ときに清々しささえ感じさせてくれます。座席のポジションは、このアグレッシブさと深い関係があるのです。
自分でハンドル操作ができる運転席を選んだ人は、アグレッシブかつ享楽的なタイプ。人生を豊かにしてくれるお金には、人並み以上の執着を見せるところがあり、かなりがめついほうでしょう。どこかで儲け話があると聞きつければ、我先にと駆け出し、お得な商品を目にすれば、まとめ買いをしてさらに利益を出そうと頑張ります。他人をあまり信用していないので、何ごとも単独行動が基本。それが当たって、一代で財を成すこともありそうです。
存分に景色を楽しめる助手席を選んだ人は、ラクしてもうけたい、ちゃっかりしたタイプ。悪びれずに「自分のものは自分のもの。人のものも自分のもの」と言えるところがあり、実際にそうしているでしょう。お金への執着は強いほうですが、額に汗して働くのは嫌。それよりも自分磨きに精を出して、貢いでもらうほうが得だと考える、他力本願さが身上です。抜け目なさを発揮して、玉の輿に乗ったり、ビッグチャンスを手にすることも。
視界は悪いけれど、安全性の高い、運転席側の後部座席を選ぶ人は、手堅いタイプ。お金への執着心はそれ程強くなく、儲け話を持ち込まれても、そんなにうまい話があるはずはないと考えて、興味を示さないでしょう。ハイリスク・ハイリターンより、ノーリスクをとり、真面目にコツコツ貯めるタイプなのです。お金を使う場合は、必要かどうかを慎重に考えてから財布の紐をゆるめます。人付き合いにはあまりお金をかけないでしょう。
視界も悪ければ、安全性も今ひとつの、助手席側の後部座席。この席で満足する人は、物ごとに対するこだわりが少なく、金銭への執着も低いタイプ。「なるようにしかならない」といったネガティブな考え方をしがちで、人生を切り拓く努力を放棄するところがあるようです。とはいえ、与えられたものでよしとする姿勢は、ある意味、幸せであり、風流な生き方であるといえるかもしれません。流れ流されて、明日の身の上がわからない人です。
増税の反動で、いつになく財布の紐をきつく締めている人も多いでしょう。この機会に、あらためて自分の金銭感覚を見直してみるのもいいかもしれませんね。
(夏川リエ)