さまざまな西洋占い
西洋占いとは
世界には多くの占術がありますが、大きく西洋文化圏で伝えられてきた占いを「西洋占い」(西洋占術)とまとめて呼ぶことがあります。四大元素と言われる「火・土・風・水」の思想影響や、ユダヤ教・キリスト教の影響を受けてきている側面があります。
さまざまな西洋占い
西洋占星術には下記のような占術が含まれます。
【西洋占星術】
生年月日・出生時間・出生地などをもとに、星の配置から性格や運命を導く占術。12星座など広く知られる占いの1つです。
【タロット占い】
22枚の大アルカナ、56枚の小アルカナからなる計78枚のカードを利用し、占いを行っていく卜術の代表的なもの。西洋占いに含まれます。ウェイト版、マルセイユ版と呼ばれるタロットデッキが有名ですが、独自の解釈によりつくられる多数のデッキがあるため、多くの絵柄、解釈の仕方がされます。
【ホラリー占星術】
西洋占星術の一種。現代は多くの人が自身の生年月日や出生時間・出生地を把握することができますが、古い時代には個人のそういった情報を正確に把握することは非常に難しいことでした。そこで編み出されたのがホラリー占星術だと言われています。「質問」が生まれたとき・場所に必然性があると解釈をし、その日時・場所をもとにホロスコープ図を描き、答えを導く占いです。
【マンデン占星術】
西洋占星術の一種。個人のことではなく、会社・国家・社会といったような大きなものを対象として占う占術です。政権や会社が成立(設立)したときのチャートをつくり、その行方を鑑定していきます。春分図や新月図など特定のサイクルが始まる瞬間のホロスコープをつくり、その期間の社会現象を予測するような使い方もされます。
【ルーン占い】
ルーン占いのルーンとは、ルーン文字というゲルマン語の表記に用いられた文字体系を示します。一般的なルーン占いは、24のルーン文字を刻んだ石を使って、どの石が出たかにより、メッセージを読み解く占いです。
【手相学】
東洋の手相学と、西洋手相と呼ばれる大きく分けて2種類があります。日本で一般的に使われているのは「西洋手相」に当たります。西洋手相は、手の皺、かたちから運勢や性格を読み解いていく相術です。