バスルーム・洗面所
陰の気をためない
風呂場や洗面所は、水の気と陰の気が強く集まる場所です。湿っぽいと、気が滞ってしまうので、しっかりと換気する必要があります。お風呂やシャワーを使ったあとは、広く窓を開けたり換気扇を回すなどして、湿気を室内に残さないようにしましょう。濡れたタオルを床に放ったらかしにするようなことも避けてください。
さらに、陽の気を呼び込むために、薄暗いよりも、明るい照明を配置するようにもしましょう。
あとは、こまめに掃除をすることです。カビだらけ、湯垢だらけなどにならないように気をつけてください。お風呂グッズもごちゃごちゃせず、必要最小限にするほうが清潔に保つことができるでしょう。
残り湯はすぐ流す
残り湯には、人から出た陰の気がたくさん入り込んでいます。ですから、浴槽にお湯を残したままにするのはよくありません。最後の人がお風呂を終えたらすぐに、流してしまうほうがよいでしょう。
ただ、洗濯や水やりなどにリサイクルしたいとか、万が一のために水をとっておきたいというのであれば、浴槽に蓋をするようにしてください。そうすることで、陰の気が周囲に拡散するのを抑えることができます。あるいは、湯に粗塩を加えることでも、同様の効果が見られます。
いずれにしても、いつまでも古い湯を残しておくのはよくありません。何日も置いておくようなことはせずに、早めに使いきってしまうようにしてください。
洗面所のメイクはNG
女性の肌や髪は水の気に属します。だから、洗面所で肌のお手入れをしたりヘアを整えるのは構いません。スキンケアやヘアケアに関するグッズを水回りに置くと、運をめぐらせることにもなります。
しかし、メイクは別。美をつかさどる火の気が水で消されてしまい、美しさや華やかさがなくなってしまいます。だから、洗面上でメイクはしないこと。それから、こまごまとしたものはカゴに入れるなりして整とんしましょう。