秋も深まり始め、夜の時間が長くなってきました。今日は外の寒さを忘れて、お布団に入ってゆっくり休もう……と思ったときに限って、なぜだか眠りにつけないものです。睡魔がやってこない秋の夜長、あなたならどんな風に過ごしますか? 今回は星座別に、眠れないときの過ごし方をチェックしていきましょう。
牡羊座……必死で寝ようとする
牡羊座が一度眠ろうと決めたら、もうほかの方法を思いつくことはありません。ただひたすらに、自分の意識を眠りの方向に持って行こうと頑張ります。そんなに無理したらかえって眠れないのではと思いますが、疲れた頃には寝ています。朝になれば眠れなかったことなど忘れているでしょう。眠れないからといって悩み過ぎないことは、身体にとってもいいことですから、ある意味、一番理にかなっているのかもしれません。
牡牛座……じっとして動かない
お布団の心地よさから離れられる人などなかなかいませんが、牡牛座はその傾向が特に強いです。眠気がなかなかやってこないからといって、特別な行動を起こすことはありません。むしろ、お布団の魔力には抗わず、ゴロゴロとしていられる状態を存分に味わうでしょう。それでも眠りにつきたくなったら、お腹を満たして温かくするのが効果的。甘いモノが苦手でなければ、ホットミルクが最適です。
双子座……読書をする
眠れない時間をもったいないと考え、何かで埋めようとする双子座。頭が活性化しているので、せっかくだから知識を蓄えようと本を読み始めます。読む本は小説やエッセイ、マンガや雑誌など、おもしろそうな内容ならなんでも読みます。ミステリーやホラーなんて読み始めたら最後、ページをめくる手は止まりません。気づいたら朝になっていることも……。心は満足しますが、身体はお疲れになってしまうので、ほどほどに。
蟹座……戸締まりを確認する
不安なことがあると、なかなか寝付けない蟹座。眠れないことが不安を呼んでしまうので、そのままじっとしていることができません。布団から起き上がり、家の鍵を閉めたか、ガスの元栓を締めたか、お風呂の水道はキチンと締めたか……。いたるところを確認して安心しないと、眠ることはできません。全部終わってお布団に入ってやっと寝ようしたところで、また気になることが出てきてしまうのです。
獅子座……翌日の予定を考える
獅子座は眠れなくなることで、翌日のスケジュールに影響が出てしまうことをとても気にします。ですから、目が冴えて仕方ないときには、次の日にすべきことや予定されていることを考えて頭の中で整理します。ある程度の見通しが立つと、そのことに安心して眠りに落ちることができます。逆に言えば、その状態にならないと、いつまで経っても安心して眠ることができないということなのです。
乙女座……羊を数える
普段は表に見せませんが、意外と心配症な乙女座。理由もなく寝られないときは、より不安な気持ちが高まります。非科学的なことや不確かなことはあまり信じない乙女座ですが、実はオカルトや迷信に対する興味は強く、眠れないときの定番である「羊を数える」という方法を試してみます。意外と効果はあるようで、いつの間にか朝までぐっすりと休めていることも多いようです。
天秤座……SNSをチェックする
さみしがりやの代表格とも言える天秤座。眠れない夜は、すぐに携帯電話やスマートフォンを開きます。さまざまなSNSのタイムラインを丁寧にさかのぼって、まだ起きているフォロワーさんにリプライを飛ばします。しかし、タイミングが悪いとすでに相手は寝た後なので、返信がなくてむしろさみしくなってしまいそうです。そもそもスマートフォンの明るさは目が冴えてしまいますので、できれば寝る前には使い過ぎないほうがよさそうです。
蠍座……無になる
蠍座といえば集中力のかたまり。睡眠に対する集中も高いために、実は眠れないということはほとんどありません。どうしても寝られないというときは、心を真っ白にして無になることで自然と眠りへと落ちていきます。どれだけ好きなものに熱中して心が高ぶっていようとも、眠ろうと決めたその瞬間から一気に眠りモードへとシフトします。周りからすれば、そのストンと落ちていく姿はうらやましく思えるかもしれません。
射手座……楽しい空想に夢中になる
落ち着いてじっとしていることが苦手な射手座。眠りが浅く、なかなか眠れないというときには、頭のなかで楽しい世界が広がっていきます。それができるかできないかに関わらず、空想することに夢中になります。それが仕事につながりそうなら、もう横になっている場合ではありません。いつしか寝ようとすることを忘れ、携帯電話やスマートフォン、パソコンに向かってあれこれと作業を始めてしまうでしょう。
山羊座……アイマスクと耳栓をする
普段から真面目の代表格と言われている山羊座。睡眠に対しても真剣なので、蠍座同様、眠れないということはあまりないようです。どのようにすれば睡眠のスイッチを押せるかをよく知っています。ですから、眠れないときはこのスイッチが入っていないことがほとんど。そこで眠るための必須アイテムとなるのが、アイマスクと耳栓。外からの刺激をシャットアウトして、自分の中で「今から寝る」というスイッチを入れるのです。
水瓶座……起きる
「眠れないなら起きよう」という、普通ではありえない逆説的な発想に至ってしまうのは水瓶座ならでは。コンビニにでかけたり、ストレッチを始めたり、またお風呂に入ろうとしたり。あれこれと思ったことに手を出しますが、その中に「どうやったら寝られるか」という発想はありません。寝られないのなら、起きて自分のやりたいことをする。それが当たり前のように感じているようです。
魚座……エッチな妄想をする
心地いいことや楽しいことが好きで、あれこれ考えているうちに妄想が広がってしまうのが魚座。眠れない夜は、その妄想があちらこちらに飛んでいきます。人一倍愛情を求める魚座が特に妄想してしまうのは、男女問わずにエッチなこと。軽いスキンシップから、人には言えないような内容まで。あれこれと思い描くうちに、幸せな気持ちで眠りにつくことができるようです。
眠れないからといって無理をすると、かえって身体に負担がかかります。目をつぶって横になっているだけでも大丈夫。まずは、そんな眠れない夜に身を任せてみてはいかがでしょうか。普段は気づかなかったり、考えもしなかったりするような何かを、思いつくかもしれませんよ。
(占い館セレーネ・草彅健太)