
3月3日は魚座の新月 癒やしと許しの力が得られる日
3月3日は新月です。新月とは、月の満ち欠けのリズムに合わせて、約29日に一度、新しく月が生まれる日。このタイミングにお願いごとをすると、月の成長パワーが得られてかなうといわれています。(詳しくはこちら)
今回の「魚座新月」の特徴は?
新月はどの星座の位置で起こるかによって、得意分野、エネルギーがあふれている分野に特徴があります。今回の新月の特徴を見ていきましょう。
【新月になる時刻】3月3日 02:34
【ボイドタイム】 3月4日06:45〜09:53
【魚座新月のキーワード】「許し」「芸術的感性」「スピリチュアル」「無条件の愛」「共感力」……etc.
今回の新月は魚座で起こります。魚座は愛と癒やしを象徴する星座。生命の源である海のように、すべてを受け入れてその境界線をあいまいにし、痛みや悲しみを溶かす力を持っています。
そのためこの新月は、「愛し愛される関係性」や「許せない怒りを手放す」、「過去の傷を癒す」ことなどが得意ジャンルとなります。また、夢と現実の境目もあいまいになるため、イマジネーションを形にする芸術的感性に関することや、映像や音楽などから癒やしを得ること、アートセラピーなどにも恩恵があるでしょう。
特に今回の新月は、魚座の旧守護星である幸運の星・木星とも重なります。木星は年運を司るなど拡大発展の運気をもつパワフルな星。さらには現在の魚座守護星である海王星も、新月の近くに鎮座します。2つの守護星が、魚座新月のパワーを最大限に引き出してくれる配置です。海王星は、自分の深層意識へのアクセスや、他者との深い連帯感などが得やすくなる作用をもつため、トラウマ的な記憶を癒やすことや相性のいいセラピストと出会うことなども願うといいでしょう。
さらに今回の新月には、革命改革を司る天王星からも応援エネルギーが注がれます。個性的なイマジネーションやオリジナリティの高いアート、斬新な占いやヒーリングなど、様々な魚座的ジャンルのものを天王星的な「自分らしさ」へと高めていくことも可能になりそう。
新しい春を目前にした魚座新月、癒すことと許すこと、そしてクリアになった心に新たな夢が広がっていくことを願ってみましょう。
「魚座新月」にオススメの願いごと
今回の新月は、「所有・財産」を司る2ハウスで起こります。そのため「自分が生まれ持った才能」や「財産」に関する願いごともオススメ。特に魚座的ジャンルである「芸術(想像力を使うもの全般)」や「スピリチュアル」で収入を得たい人は、それも願ってみましょう。
★お願いごとの例★
「おおらかな愛に包まれた暮らしを送れるようになる」
「○○に対しての許せない思いを手放せますように」
「自分の都合だけで人や物ごとを判断しない心の広さがほしい」
「占いやヒーリングなどをライフワークにしたい」
「深い心のキズが癒やされますように」
「自分のイマジネーションを作品にして収入を得たい」……etc.
新月のお願いごとのやり方
お願いごとのやり方はとても簡単! 好きな紙に2件以上10件以内のお願いごとを書きとめるだけです。ただし、お願いごとを書くときは下記に注意してください。
(2)お願いごとを書くときは、ボイドタイムを外すのがベター
(3)お願いごとは2件以上、10件以内。それ以上でもそれ以下でもNG
(4)書くときはパソコン等ではなく手書きで
(5)他人を変える願いごとはかなわないと言われているので、あくまでも自分主体に、自分がどうなりたいか、を書く。書いた紙は捨てなければ自由にしてOKです。
ボイドタイムとは、月の力が弱くなり人間の判断や決断に迷いや間違いが起こりやすくなる時間のこと。この時間帯はお願いごとの発信に適していないため避けたほうがよいといわれています。今回は新月の瞬間から丸1日以上ボイドタイムがありません。安心してお願いごとを書きましょう。
魚座新月のプチおまじない
今回の新月は、マリンブルーのファッションを新調してみましょう。洋服に取り入れづらい人は、スカーフやバッグ、ポーチや下着などでもかまいません。青と緑が混ざったようなマリンブルーは、魚座のラッキーカラー。心を落ち着ける効果と、広大な海のように夢やヴィジョンが広がる作用を持っています。またマリンブルーは、魚座木星が世の中の幸運を牽引する2022年上半期のラッキーカラーでもあります。ぜひこの新月から身につけ始めてみてください。あなたの願いごとの成就を後押ししてくれるはずですよ。
魚座は12星座の締めくくりの役割を持っています。この新月で自分を縛っている思い込みや怒りなどを解放して癒やし、新しいスタートへの楽しい夢を思い描いていきましょう!
(永沢蜜羽)