4月27日は蠍座の満月 変化への恐れを手放して、新たな自分を手に入れよう!
4月27日は満月です。満月は達成、成就のとき。さまざまな結果が出やすい時期なので、新月で決めた夢や目標の進み具合を見つめ直すことに適しています。満月で、不調和なものや改善点が見つかったら、欠けゆく月の期間で手放していきましょう(詳しくはこちら)。
今回の満月の特徴は?
【満月になる時刻】4月27日 12:32
【蠍座満月のキーワード】「自己変容」「リセット」「復活・再生」「集中力・洞察力」「深い愛情」……etc.
今回の満月は蠍座で起こります。蠍座は、「根本からの変容」や「生まれ変わり」などを象徴する星座。「潜在意識」や「生死に関わる記憶」なども蠍座の領域です。この満月は、そうした自分自身のもっともディープな部分が刺激されやすい日。心の奥底からの欲望の声や、眠らせた記憶の囁きなども聞こえてくるかもしれません。
しかもこの日の星回りはかなりハード。満月へ真正面から光を注ぐ太陽が、天王星・金星・水星と多くの星をすぐそばに従えて、厳しい干渉エネルギーを投げかけてきます。さらにそれらの星に土星からの「制限・停止」パワーも加わり、天空には「月・太陽・天王星・金星・水星・土星」の5星によるTスクエアと呼ばれる葛藤の三角形が形成されます。
この星回りは、「自分らしく生きるための革命・改革」を激しく促すエネルギーになり得ますが、同時に「変化することへの恐怖」や、「変わらずにいようとしてしまう頑固さ」も呼びおこしてしまいます。変わりたいのに変われない、変わりたくないのに変わらないといけない、など、変容や改革が一筋縄ではいかないジレンマに煩悶する惑星配置といえるでしょう。
ただし、蠍座は本来、「死と再生」を司るレベルの「徹底変容」の力をもっている星座です。こうした葛藤のエネルギーがあるからこそ、この満月は変化への恐怖や頑固さを手放していくのに最適なときとなります。
蠍座満月の力を味方につけることをしっかり意識して、「なりたい自分」、「つくりたい未来」への手放し&改善を誓ってみましょう。
蠍座満月にオススメの手放しテーマ
今回の満月は、蠍座テーマが悪く働いた場合の「懐疑的思考」や「支配欲」を手放すのにも最適です。また「他者と深い絆を結ぶこと」や「セックス」への苦手意識なども、この満月で手放しましょう。
「閉鎖的な思考で過去にとらわれてしまう」
「束縛心が強く一度手に入れたものは手放せない」
「他人を信じることが難しい」……etc.
これらの特徴に思い当たったら、手放しを誓ってみましょう。
蠍座満月のオススメ改善ワーク
不必要なものを手放したあとは、その空いたスペースに満月のパワーを満たしていきましょう! 今回は、下記のような蠍座的長所にフォーカスした改善を誓ってみてください。
「ダメだと思ったものはいさぎよく手放す」
「ゼロから再スタートする強さを手に入れる」
「本当に必要な人と深い絆をつくる」……etc.
手放し&改善ワークは月の光を浴びながら、心の深いところまで光がしみこんでいくイメージでおこないましょう。万一の曇りや雨で月が見えなくても満月のパワーは地上に降り注いでいます。雲の向こうにある満月に思いを馳せて、そのエネルギーを受け取ってください。
そしてこの日の夜は、誰かと会って過ごすよりも1人でじっくり内面と向き合うことがオススメです。できれば静かで照明も暗い場所だとなおよいでしょう。蠍座が支配する場所は地下室や寝室。閉鎖的で静謐な所でこそ、蠍座的な深い洞察力や直感力が冴えるのです。じっくり心の奥底と向き合って、あなたらしい手放し&改善を誓ってみてください。
蠍座は追い詰められたときにこそ底力を発揮する星座。不死鳥のような生まれ変わりの力を与えてくれます。今の自分に合わなくなったものは潔く手放して、新しい自分へと変容することをこの満月で思い描きましょう。
(永沢蜜羽)