【3月の惑星予報】新しい1年へ向けた1カ月 心身を癒やして快適なスタートを!
――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。惑星予報で1カ月の星の動きを知り、惑星パワーを上手に使っていきましょう!
3月の惑星予報
『癒やしや手放しのムード』のち『新しい1年が始まる』
(1)3/4……火星が双子座に移動。行動力が軽やかに。
(2)3/10……魚座で海王星と太陽・金星が重なる。癒やしと開放の日。
(3)3/20……春分の日。新しい1年のスタート!
3月の主な惑星の動き
3月は、すべての天体(10惑星)が順行している状態で始まります。物ごとがさくさくと進みそうなスピード感のあるときです。
星たちが集まっている場所は魚座。太陽と金星、海王星がそこに入っていて、やさしく情緒的なムードが感じられそうです。特に、趣味や楽しみを司る金星と、夢と癒やしの海王星が重なることによって、穏やかに自分の好きなことを楽しむ時間も得られるはず。やりたいことなどへの夢も広がるでしょう。
一方で、2月からの水瓶座祭りもまだ続いています。動きの遅い木星や土星がとどまり、その真ん中に知性やコミュニケーションを司る水星がはさまれている状態です。引き続き、水瓶座が象徴するクールな知性や情報を扱う能力なども、現在の運気を乗り切っていくには必要となるでしょう。
ただ、水瓶座と魚座には共通点があります。それは12星座の連なりで見たときに、11番目と12番目という最後のほうにある星座であること。この2つに星が集まっている状態というのは、「自分が成就させたものを他者と分かち合う」ことをしたり、「新しく生まれる生命に何かを受け継がせていく」など、とても成熟した大人のイメージを持つ運気です。次の新しい始まりのために、今までのものを手放していくようなことを意識するといいでしょう。
成熟した12星座は、牡羊座でまた新しく生まれる力を得ます。3月は20日に太陽が牡羊座に入り、宇宙のお正月といわれる「春分」を迎えます。そこがまさに新たに生まれるタイミング。占星術においては最も強いスタートのパワーを持つときです。
3月は、そうした始まりの瞬間に向けた、大きな運気の転換点。「自分の心身を癒やすこと」や「楽しく夢を思い描くこと」に最適の1カ月です。
春の息吹を感じながら、自分の中の「新しいタネ」を大切に育てていきましょう!
3月の注目DAYはこう過ごそう!
(1)3/4……知的なことに行動力を使って
火星が双子座へと移動します。軽やかな行動力が手に入りやすくなり、新しい学びや趣味などへの意欲が後押しされるでしょう。火星は2020年後半、半年以上牡羊座に長期滞在して、社会的なもめごとや争いの火種を刺激し続けていたのですが、現在は移動スピードがアップして平和な状態で運行中。この日以降も、3月のうちは幸運の木星と調和の角度を結びます。知的好奇心がときめくことやコミュニケーションに関することは、積極的に動いて吉。オンライン講座や新しいSNSなどでの楽しい展開もありそうです。
(2)3/10……穏やかなエネルギーでストレスを癒やして
魚座エリアで海王星と太陽・金星が重なります。美しいものに触れて過ごしたい、やさしいムードに包まれたい、など、夢見心地を求める気持ちが高まります。ただし、先月も触れていた土星と天王星のハードな角度は続いているため、社会生活においては「ルールによる抑圧や制限」と「自由に解き放たれたい欲求」との葛藤が続きます。この日の海王星&太陽&金星のやさしいエネルギーは、そうしたストレスへの癒やしや感情解放に使うのがオススメ。親しくなりたい人や許したい人との関係なども、この日は穏やかに寄り添うことができるはず。
(3)3/20……春からの年間目標を設定しよう!
太陽が黄経0度というスタート地点に達し、春分の日を迎えます。占星術においては、1年の始まりに設定されているお正月のような日です。しかも翌日には金星も春分点に達するため、例年の春分よりも新しいスタートの気持ちを感じられそう。新たな趣味や楽しみ、新しい出会いや恋愛などへのワクワク感や行動力が得られるときになります。春分の瞬間の惑星配置も、久しぶりに惑星同士の調和がとても多い状態。新生活や新しいチャレンジを後押ししてくれる運気です。このところ縮こまりがちだった心を解放して、ここから1年のステキな目標を思い描いてみて。
2021年の春分は、まさにこれまでの抑圧や心のとらわれを解放してくれそうな星回りです。上旬~中旬のうちにしっかりと癒やしや手放しを意識して、新しい1年を心地よくスタートさせましょう。
(永沢蜜羽)