
九星別【2020年冬の土用の養生法】五黄土星は黒いものを食べる、八白土星は保湿を心がける!
1月18日から2月3日までの、冬の土用期間。冬から春に変わる期間で、この間は土の気に加え、水の気が強く体にあたるため、水や血などの巡りの悪さによる体調不良が起きやすくなります。九星別に、今冬の星の位置や運気から、それぞれにあった冬の養生方法を紹介します。
一白水星……疲労に効く食材を食べる
今冬の一白水星は、運気が上がり調子。頑張れば頑張るほど、成果が現れやすくなっています。その分、土用期間に入ると無理をしすぎて、不調を起こしてしまいそう。そんな一白水星の養生法は、疲労に効く食べものをとること。ビタミンB群が多く含まれる、豚肉や卵、納豆、葉物、玄米を積極的に取り入れましょう。
二黒土星……数分程度の運動を毎日行う
この冬の土用期間は、食べ過ぎや飲みすぎによって、過剰にエネルギーを貯め込みやすくなっている二黒土星。土の気が強すぎて身体が重くなり、動くのも億劫になりがちです。そんな二黒土星の養生方法は、適度に体を動かすこと。ストレッチや足踏み、スクワットなど、数分程度の運動を毎日行いましょう。
三碧木星……お風呂に浸かる
今冬は変化が多く、忙しい日々を送っている三碧木星。土用期間に入ると、体の疲れが強く出やすく、冷えによる筋肉のこわばりも多くみられるでしょう。養生方法は、少しぬるめのお風呂に浸かること。身体をしっかりとあたため、コリをほぐしましょう。お風呂に入る体力がわかないときは、長めにシャワーを浴びてもOK。
四緑木星……ヘッドマッサージやアイマスク
この冬は、仕事や人間関係で何かと気を使う日が多い四緑木星。そのためか、土用期間は、神経や目が疲れやすくなっています。さらに寒さもあって、睡眠が浅くなったり、寝つきが悪くなりやすくなっています。そんな四緑木星の養生方法は、緊張がほぐれて睡眠の質もあがる、ヘッドマッサージやホットアイマスク。寝る前に行うと効果的です。
五黄土星……黒い食材を食べる
この冬の土用期間は、身体の巡りが悪くなる五黄土星。冷えやむくみが出やすく、トイレの回数が少なくなりがちです。そんな五黄土星のこの冬の養生方法は、巡りがよくなる黒い食材を積極的にとること。黒い食材は、ひじきやのりなどの海藻、黒豆、黒ゴマ、黒酢があげられます。これらをとって水分代謝を高め、土用を乗り切りましょう。
六白金星……果物を食べる
今冬の土用期間は、怠け癖がついてしまう六白金星。ついつい手を抜いてしまい、周りに叱られたり、迷惑をかけてしまったりするでしょう。何をやるにも面倒くさい……そんな六白水星の養生方法は体に元気を与えてくれる果物をとること。特に、体を冷やさないミカンや栗、疲労回復に効果のあるりんごがおすすめ。りんごはそのままより焼くと効果アップ。
七赤金星……アロマでリラックス
この冬は新しい出会いが多い七赤金星。外出の機会も増え、活発に動きまわっていたでしょう。土用に入ると「動きたい!」と思っても用事が入ったり、誰かに邪魔をされてイライラ。思うようにうまくいかず、ストレスがたまってしまいます。土用期間は、リラックス効果のあるアロマを取り入れて、心の養生を心がけましょう。
八白土星……保湿を心がける
今冬は人脈が広がり、プラスにつながる信頼関係を築いてきた八白土星。土用期間中は、運気の流れも体もお休みモードに入ります。また、八白土星が回座している気の影響で、喉を傷め、風邪をひきやすくなるでしょう。土用期間は、保湿を心がけましょう。マスクやのど飴を活用して、不調から身を守りましょう。
九紫火星……早めに睡眠をとる
この冬は不調が続き、しんどい思いをしている九紫火星。土用期間に入るとさらに調子を崩してしまいます。期間中は「何をしてもうまくいかない」と割り切って、自分の生活を整え、養生することに専念しましょう。特に行うべきなのは、早めの睡眠。冬は体が目覚めにくい季節です。体が活動を始めやすいように、普段より早く寝るように心がけましょう。
冬の土用は、春に向けての準備期間でもあります。土用のうちに、心身の調子を整え、英気を養いましょう。
(咲羅紅)