【6月の惑星予報】2019年の上半期が終わりを告げる1カ月 新たな目標を設定しよう!
――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。惑星予報で1カ月の星の動きを知り、惑星パワーを上手に使っていきましょう!
6月の惑星予報
『集中力と注意力が必要な1カ月』ときどき『夢と幻想が広がりやすい』
(1)6/10……天空にグランドクロス出現。不穏なムード。
(2)6/18……火星・水星と土星・冥王星がにらみ合い。トラブルに注意!
(3)6/21……夏至。運気の転換期が到来。
6月の主な惑星の動き
6月は、水星、木星、海王星の3星が「Tスクエア」というハードな角度を結んだ状態で始まります。関わっている星が「幸運の木星」を含むため、それほどヘビーな出来事がおこるイメージではありませんが、「幻想の海王星」との相乗作用に気をつけたいところ。この組み合わせは、水星が持つ注意力や思考力が散漫になったり、興味の対象が広がりすぎることなどが起こりやすくなる配置です。
また、水星が過ぎ去った後は太陽が、その後には金星が、このTスクエアに参加するかたちになります。目標の喪失や怠惰になること、好きなことへの浪費などに注意が必要な星回りとなるでしょう。この1カ月は、集中力を保つことが1つの重要なテーマになりそうです。
さらに、5日からは蟹座エリアで水星と火星が同座します。知性や思考力の水星と、行動力や怒りを司る火星が重なると、落ち着きのなさや口論などが目立ってくる暗示。しかもこの2星には、山羊座滞在中の冥王星と土星が真向かいからハードなエネルギーを注ぎます。権力闘争や社会的立場における抑圧など、重ための対立やトラブルも起こり得るでしょう。
月末にはそうしたハードな組み合わせは解消され、平穏な状態に戻っていきます。しかしそれは28~30日あたりになってのことなので、ほぼ1カ月を通して「星のエネルギーに惑わされずしっかりと自分を保っていくこと」が大切になる星回りです。
6月の注目DAYはこう過ごそう!
(1)6/10……葛藤に気づいたらしっかり向き合って
天空に不穏な惑星十字「グランドクロス」が出現します。十字を形作る惑星たちは、太陽、月、木星、海王星の4星。月初から続いている「Tスクエア」に「月」が追いついて参加する形です。これまでぼんやりとした迷いや葛藤があったとしたら、感情的になりやすくなったり、現象化しやすくなるでしょう。不穏な配置ではありますが、ある意味、自分の心の葛藤に気づくチャンスでもあります。夢や理想について、または学びたいことや知りたいことなどについてじっくり考えてみると実りがあるかもしれません。
(2)6/18……何が起きても平常心を心がけて
蟹座エリアで水星と火星が重なり、その真向かいの山羊座に土星と冥王星が重なって向かい合います。「6月の主な惑星の動き」でも書いたこの組み合わせですが、ハードさがもっともピークとなるのはこの18日。前日の17日は満月ということもあり、トラブルや口論、職場での対立などが起こりやすくなる暗示です。この数日に起きたできごとに関しては、深く思いつめないようにして、しばらく寝かせてから解決をはかりましょう。無理やり対処しようとすると、逆にこじれて根深い恨みに発展する恐れもあります。
(3)6/21……2019年下半期の目標を立てよう!
新元号になって初の夏至を迎えます。夏至は1年の中で一番昼の時間が長くなり、太陽のパワーが最大限にみなぎるタイミング。グレゴリオ暦で生きている私たちにとっては、大きな運気の節目となります。夏至で太陽は「陽」のパワーを極め、「陰」のパワーへと転じていくため、この日からは「実らせること」や、「次の始まり(冬至・新年)へと力を蓄える」ための時間の始まりです。太陽の暦では、ここで2019年の上半期が終わり。下半期をどのような半年にしていきたいか、しっかり意図することがオススメの日です。
今年の6月は、クロノクレーター(時代をつくる星)である木星と土星の影響により、例年よりチャレンジングな星回りになっています。ただしこの運気を乗り切ることで得られるご褒美も多そうな暗示。2019年の目標や計画、夢や理想などをあらためて見直してみましょう。
(永沢蜜羽)