会話下手でも大丈夫! ムード作りで相手の心をつかむ恋の心理テクニック4つ
会話が続かなくて、デートに苦手意識を持っている男女は意外といるもの。女性のおしゃべりは話題が次々飛び、男性にはついていけないとよく言われます。それは、女性のおしゃべりに理論はあまり関係なく、感情にともなって言葉が流れ出ているから。男性は、意思伝達や問題解決ができてしまうと、それ以降会話のネタが途切れてしまいがち。そこで今回は、ムード作りで心をつかむテクニックをお教えします。
男女を明るいところと暗いところの2組に分け、その親密度を測定したという対人心理学での実験で有名なものがあります。人は暗い場所にいると、普段できないような恥ずかしいこと、心理の奥底にある欲求が表に出てきやすくなるのです。光があるまぶしい場所よりも、薄暗い闇のほうが恋愛においてはムードが高まるとされます。そのため、カラオケボックスや映画館、夕方から夜にかけての飲み会やデートなどは、男女の仲を親密にする雰囲気を自然と演出できる方法というわけです。
デートをしていると、「会話ネタを考えないと」と悩んでしまうもの。確かにそれも大切ですが、ときには会話がない時間も大切です。お互い一緒にいて、黙ったままでも気分が悪くならない、居心地がいいと感じるのは、ムードや雰囲気がいい証拠。男女が深い仲になるのは、話をしている時よりも、沈黙して目と目が合っている時、アイコンタクトを送っているタイミングだと覚えておきましょう。
人間は知らず知らずのうちに目に入ってくる情報によって気分が左右されます。サブリミナル効果というものが有名ですが、自分では認知できていないことでも、脳がそれを取り入れてしまうという状況です。その1つに、好意的サインが挙げられます。たとえばボディタッチ。人はよほど嫌いな相手からでなければ、ボディタッチをされると自然と好意的に感じてしまうものです。それが異性であれば、大抵はうれしいはず。自分のちょっとした勇気と行動が、ムードや雰囲気を作り出す秘訣でもあるのです。
会話上手になるコツは、できるだけ相手にしゃべらせることです。面白いとかつまらないとか、頭の回転が速い遅いなどは大して関係がありません。無口と呼ばれるような人であっても、質問力があり、相手を気持ちよく話し続けさせることができる人は、かなりの聞き上手であると言えます。つまり、会話が続かないと悩んでいる人は、聞き上手になればいいのです。人が聞いていて面白い話は「自分に関すること」です。そこを掘り下げてみましょう。
人間の心理は、自分が思っている以上に無意識の事柄に影響を受けるようにできています。つまり、人間の快や不快の感情は、自分の知らない環境要因によって左右されていることが多いのです。だからこそ恋愛は、お互いが親密になれるムード作りこそ大切なのです。
(脇田尚揮)