
3月21日・春分の日のおまじない これまでの感謝とこれから1年の実りを捧げよう!
3月21日は春分の日。太陽が力を取り戻し、昼と夜の長さが同じになる日です。雪と氷の冬が終わり、草木が茂って緑に包まれていく春の季節がはじまります。この日、魔女たちは、太陽の男神と大地の女神に豊穣の感謝を込めて、「オースターラ」という祝祭を開くそうです。
また、12星座の1番目の牡羊座に太陽が戻ってくる春分の日は、西洋占星術では、新しい1年のはじまりを意味し、節目となる重要な日です。
今回は、太陽の男神と大地の女神に感謝を捧げ、実りある1年を祈るおまじないを紹介しましょう!
春分のおまじない・用意するもの
今年の春分は、3月21日の午前1時15分です。この時刻を過ぎたタイミングから、日が沈むまでの時間におまじないを行いましょう! 太陽の力が増していく朝に行えるとベストです。
★物理的な用意
・1~2種類の花(花屋で購入or摘んだ花。直感で選んだ好みのものを用意)
・水と花を活ける容器(花瓶になれば何でも)
・種入りのグリーンオリーブ1粒(瓶や缶などに入った市販品)
・10cm×10cm程度の赤い紙1枚(折り紙、色画用紙、赤く塗った紙でも◎)
・適量の糸(何色でも)
★精神的な用意
・感謝の心(次の手順1で用意する)
春分のおまじないのやり方
(1)感謝の心を用意する
物理的な用意がすんだら、次に、感謝の心を用意します。この日までの1年を振り返って、うれしかったこと、楽しかったこと、人から助けられたことなど、心から「ありがたい」と思えることをたくさん思い浮かべましょう。1つひとつを具体的に回想してください。おいしい食べ物を食べられたこと、ステキな出会いがあったことなど、ジャンルは問わずいくつでも。そして、そんな風に過ごせた1年の喜びに、あらためて感謝するのです。
(2)花を飾る
おまじないのために用意した花を飾りましょう。飾る場所は、春分の日にあなたが長時間過ごすところが好ましいでしょう。職場で過ごす時間が長いという人は職場、自宅で過ごす人は自宅、旅行に行く人は旅先で。
(3)花のお告げを受け取る
飾った花の花言葉を調べます。インターネットで調べればすぐにわかるはずです。検索サイトで、「調べたい花の名前 花言葉」で引いてみましょう。
あなたが選んだ花の花言葉は、今のあなたへの花からのお告げです。うれしいことが出ていたら、それをそのまま実行し、好ましくないことが出ていたら、そうならないように注意することがテーマだと受け止めてください。花のお告げは、吉凶を占うためのものではなく、これからの1年がより素晴らしい感謝で満たされるためのメッセージなのです。
(4)オリーブを食べる
オリーブは、春の女神の実りに意味付けられ、オリーブの中にある種は、太陽の男神に結び付けられます。花のお告げを心に刻みながら、飾った花の前で、1粒のオリーブを食べましょう。種は出して、キレイに洗ってください。
(5)オリーブの種を太陽に捧げる
洗ったオリーブの種を、春分の太陽に捧げましょう。「これまでの1年間、ありがとうございました」とお礼を述べて、太陽の当たるところに置いて乾かします。おまじないをしている環境や天候の影響で乾きにくいと思ったら、ティッシュなどで拭ってもかまいません。
(6)オリーブのお守りを作る
感謝の気持ちを思い浮かべながら、乾いたオリーブの種を赤い紙で包み、糸をかけて封をしましょう。これでお守りの完成です! このお守りは、ポーチなどに入れて持ち歩きましょう。思い出したときでいいので、花のお告げを思い浮かべながら、感謝の気持ちを捧げてください。実りある1年になるでしょう!
お願いごとをするだけで、お礼をしない人は、人と人との間でも嫌われますよね。神様も同じです。まずは、日頃の喜びを振り返って、感謝の気持ちをお伝えしましょう。お願いごとをわざわざしなくても、気持ちが通じている人の願いは、神様にも自然に通じるものです。
(LUA)